関西弁でいう「ふてこい人」とは
それでは、悪い態度を表す「ふてこい」が「人」の前についたらどうなるのでしょうか?「ふてこい」の意味に続いて、ここからは関西弁の「ふてこい人」が持つ意味や特徴を解説していきます。
無愛想な人
愛想が悪く、何を言われても表情が変わらないような無愛想な人のことを、関西弁では「ふてこい人」と言います。ただし、ひとつ補足すると、口下手なだけなら「ふてこい」には当てはまりません。
「ふてこい人」と表される無愛想な人とは、話しかけられても無視したり、怒っているのか楽しいのか表情から読み取れないような人のこと。つまり、相手とのコミニュケーションを自ら遮断するような人が該当します。
自信過剰な人
ナルシスト気質で自信過剰なのも「ふてこい人」の特徴です。いつも自分の話しかしない人や、自慢話ばかりする人を思い浮かべてみましょう。
また、自尊心が強く他人を見下すような人も「ふてこい人」の範疇です。どことなく「ふてぶてしい」の持つ意味に通じるものがありますね。
可愛げがない人
「ふてこい人」には可愛げがない人も含まれています。では、そもそも「可愛げがない」とはどのような人を表すのでしょうか。
「可愛げがない」と言っても、それは決して見た目のことではありません。「可愛げがない」とは、内面や態度を表す言葉です。
例えば、常にツンケンした態度でどこか攻撃的な雰囲気を出したり、プライドが高かったり、可愛らしさがなく憎たらしい様子を意味します。
図々しい人
道で配られるティッシュを何往復もしていくつももらったり、並んでいる列に平然と割り込んできたり。そんな厚かましい振る舞いをする人を見かけたことはありませんか?
このような図々しい人のことを、関西弁では総じて「ふてこい人」と言います。「自分の利益だけを最優先に考えている人」と言い換えると分かりやすいかもしれませんね。
偉そうな人
常に自分ファーストで傲慢な態度を取る偉そうな人も、関西人からすると「ふてこい人」です。これは知り合いや友人同士の会話にとどまらず、店員さんなど見知らぬ人に対して偉そうに接する人も対象です。
レストランやカフェに行く機会があれば、周りを観察してみましょう。店員さんにタメ口で話す人や理不尽なクレームを言う人など、「ふてこい人」は意外と近くにいるものです。
態度が悪い人
誰かの好意に対して悪態をつくような態度が悪い人は、まさに「ふてこい人」の代表例です。そもそも「ふてこい」には見ていて腹が立つような振る舞いも含まれているので、態度が悪い人はまさに当てはまりますよね。
例えばあなたが誰かに親切にしてもらったとき、心無い言葉を返すなど悪い態度を取ってしまったなら要注意。相手が関西人であれば、心の中で「ふてこい人」とラベリングされている可能性があります。
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