「愛してる」ではなく「好き」な人に対する心理
毎日いると飽きる
好きな人といることを幸せだと感じる人は多いでしょう。しかし、好きな人と毎日いると飽きると感じる人も、同じくらい多いはずです。「好き」と「愛してる」の違いは、「一緒に居続けても飽きないかどうか」がキーポイントとなっています。
どんなに愛してると思っていても、一緒にいて飽きて退屈に思うならば、それはまだ愛ではありません。
許せない欠点がある
どんなに好きだと思っていても、「ここだけは許せない」と感じるところがあるならば、それは愛とは言えないでしょう。許せない欠点があり、それに目をつぶることができなければ、好きな人止まりだと言えます。
心配なので常にそばにいてほしい
嫉妬をしたり心配をしたりすることは、好きならば誰もが経験することでしょう。恋をすれば自然なことで、不思議なことではありません。
そんな嫉妬や心配を落ち着けるために、相手に対して「常にそばにいてほしい」と願うならば、それは好きという気持ちです。相手に近くにいてもらうことで嫉妬心や心配する気持ちを和らげたい、そう思うことは愛ではなく恋だと言えます。
これは、束縛気質な人が抱きやすい心理と言えるでしょう。相手を束縛することで安心感を得たいのです。そこには「相手を思って」という気持ちも含まれているかもしれませんが、メインとなる気持ちは違いますよね。「心配で不安だから、私のために常にそばにいてほしい」と思っている以上、それは愛ではなく恋だと言えるのです。
他の異性との違いを比べがち
他の異性との違いを比べることは珍しいことではありません。彼氏の短所と他の男性の長所を見比べて、「彼氏も○○さんみたいだったらいいのになあ」なんて思った経験がある人もいるでしょう。これも恋をしていれば自然と思ってしまうことで、珍しいことではないと言えます。
しかし、恋と愛の違いについて解説した通り、「受け入れてほしい」という気持ちが強い場合は、「愛してる」ではなく「好き」という気持ちに分類されます。
他の異性と彼氏を比べているということは、彼氏そのものをまだ受け入れられていない証拠です。比較をするということは、それだけ無意識のうちに彼氏に足りない要素を求めていると考えられるでしょう。
自分を理解してほしいと感じる
好きになった人に自分のことを理解してほしい、受け入れてほしいと思うことは当然のことでしょう。そもそもお互い理解してほしい、理解したいと思わなければ、恋人関係にはなれません。自分の性格や好きなことなどを知ってほしいと願うことは、好きならば当たり前のことだと言えます。
愛してるという気持ちは、好きを乗り越えた先にあることがほとんどです。理解してほしいという気持ちは、やがて理解したい、受け入れたいという気持ちへと自然に変化していきます。
自分を理解してほしいと願う気持ちは、愛してるという気持ちまでの準備段階だと言っても過言ではないでしょう。
理想の恋愛と違うと気持ちは冷めていく
好きな人と一緒に過ごしたり、恋人と付き合ってみた時、「理想の恋愛とちょっと違うかも…」と違和感を覚え、なんとなく幻滅したり、気持ちが冷めたりした経験がある人もいるでしょう。
好きという気持ちは一方的なものです。そのため、理想の恋愛への意識が強いと「理想の恋愛通りの恋愛をしたい」という気持ちが優先されてしまい、聞こえは悪いですが、好きな人や恋人の存在を都合よく考えてしまうことも実は珍しくありません。
相手との恋愛よりも、自分が描く恋愛を求めている時点で「恋に恋している状態」だと言えるでしょう。それは「好き」であっても、愛ではないのです。
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