「関西人」と「関東人」の性格の違いについて
お節介と不干渉
大阪のおばちゃんを代表に、関西人は人懐こい人が多いです。また、お人好しな人も多いので、例えば何か落とし物をした時には、自分の事のように一緒に探してくれるでしょう。良く言えば「人懐こくてお人好し」、悪く言えば「お節介で図々しい」。関西人はそんな性格をしている人が多いです。
一方、関東人、特に東京では、日本全国から人が多く移り住んでいる事もあってか、他人に干渉しない人が多くなっています。といっても人嫌いというわけではありません。様々な事情を抱えている周囲の人達に対して、心の中に土足で入り込むようなことがないように、また失礼な事を言ってしまわないように、あえて不干渉に見えるように振る舞っているのです。
人目を気にするかどうか
関東人は、人にどう思われているかを気にします。場の空気を壊してしまいそうなことは、思っていても口には出しません。自分の行動が他人にどう映るのかを気にして、和を乱すような事はしないのです。
一方、関西人は、思っている事を素直に口に出す人が多く、相手が話している途中で口を挟む事もよくあります。他人の目を気にするよりも、言いたいことややりたい事が出来ずにモヤモヤするのが嫌なんですね。自分が良いと思ったら他人なんて関係ない!という考えを持っているのです。
話にオチをつけるか
関西人は話にオチがないと「え?なんの話?」と感じてしまいます。オチは関西人にとって「これでこの話は終わり」という印です。たとえ面白い話でなくても、オチがあると「なるほど、こういう事を伝えたかったんだな」と共感しやすいのです。関西芸人の漫才を見ていると、終盤に「オチ」が入り、「もうええわ!」とツッコミを入れてから終わりますよね。
会話をしていて「オチは?」と聞かれたら、相手はかなり高い確率で関西人でしょう。
お金に対する意識
関西人の中でも、特に大阪はお金にシビアな人が多いです。元々商人の街だった事もあり、お金の価値をよく知っているのです。あまり無駄遣いをせず、消耗品は安くて良いものを探し出します。何かを買う時に値切る事が出来るのも、関西人ならではでしょう。
かわって関東人は、あまりお金の話をしない人が多いですよね。他人の給料やボーナス、着ている服、カバンの値段などを聞く事はタブーとなっています。しかし関西では「新しい服買ってん」「なんぼやったん?」という会話が当たり前のようにされています。そして安ければ安いほど「ええやん!」と褒められるのです。
関西人はせっかちな性格の人が多い
関東人にとっては、行列に並ぶのはある意味日常茶飯事ですが、関西人は行列に並ぶのを嫌がります。せっかちな性格の人が多いので、なんでわざわざ並んでまで…と感じてしまうのです。自分が一度食べておいしいと感じた飲食店や、どうしても欲しいものがあるお店には並びますが、初めて行くお店の行列に並ぶ関西人は少ないでしょう。
また、大阪にはカウントダウン機能が付いている信号が設置されているのをご存知ですか?せっかちな性格の人が多い大阪で、青になるまでの秒数を表示することにより、信号無視を減らす目的で設置されています。とにかく待つのが嫌な性格の関西人に比べて、待つのも仕方がない事と関東人は割り切れるのでしょう。
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