そうならないためにも、別れ話をする前にはNGとなる例を知っておいたほうが良いでしょう。恋人と最後までしっかりと向き合うためにも、注意してくださいね。
あなたのためを思って
あなたのためを思って、という理由で別れ話をするのはNG。なぜならば、いくら恋人と言えど他人の幸せを決めつける権利はないからです。特に恋愛は人生を左右するもの。勝手に自分のためと決めつけられ、別れまで告げられて納得できる人はほとんどいないでしょう。
こういった別れ方をしてしまうと、相手に別れる意思がない場合は「自分は大丈夫だから」と別れを拒否される可能性も出てきます。
本当に別れたいと思うならば、相手の都合を理由にするのではなく、自分の気持ちで勝負しましょう。
私は悪くない!
別れを決意する理由には、さまざまな不満が出たからというものもあるでしょう。しかし付き合っていればお互い不満が出ることは珍しくありません。どちらか一方だけが不満を抱いているケースは、ほとんどないと言えます。
そんな状況で「自分は悪くない!あなたが悪いから別れる」と宣言するのは、トラブルの原因になるでしょう。恋人もあなたへの不満をぶちまけていき、言い争いになる可能性も高いと言えます。言い争いが白熱すれば、暴力沙汰になることも否定できません。
また、相手を一方的に悪いと決めつけて別れてしまうと、自分の印象は悪くなります。人生何があるかわからず、別れてから復縁したいと思う可能性もゼロではありません。そんな時のために、自分の印象はできるだけ良くしておいたほうが良いと言えます。
音信不通になる
別れを告げるのが嫌で自然消滅を狙う人もいるでしょう。音信不通になることで、付き合う意思がないことを匂わせる作戦です。音信不通となって恋人が心配してくれたとしても、遠距離恋愛だからこそ簡単に会うことはできません。自然消滅を狙う別れは、成功しやすいのが事実です。
しかし、その別れ方はあまりおすすめできません。成功しやすいと言えど、恋人があなたを本気で思っているならばなんとしてでも会おうとしてくる可能性があります。そうなれば別れ話は進まず、トラブルに発展するリスクもあるでしょう。
また、「別れよう」と口に出さないことはリスキーなことでもあります。別れたつもりになっていても、相手がそう思わない可能性もあるでしょう。新しい恋愛をする上で、もし相手がまだ付き合っている気でいたら、あなたは周りからみて浮気したことになります。新しい恋の相手からも疑われ、失敗に終わる可能性は低くありません。
遠距離恋愛だけを別れの理由にする
遠距離恋愛という恋愛の形に絞って別れ話をするのはやめておきましょう。「距離が遠いから」「なかなか会えないから」そういった理由は当然別れる理由になります。しかし、形だけを理由にしてはそこにあなたの気持ちはありません。「遠ければ近くに住めるようにしよう」「もう少し会う回数を増やせばいい」そう提案されてしまえば、別れるのは難しくなります。
別れ話をする上で重要なのはあなたの気持ちです。理由はどうであれば、あなたがどう思ったかが重要であり、それを無視してしまえば別れは納得されづらいと言えます。