人が何かに執着してしまう理由《その1》
人が執着してしまう理由は、心の弱さを埋めるためというのは大前提ですが、何に執着するかで他の理由も挙げられます。では、どんな理由が考えられるのか見ていきましょう。
自分に自信がない
自分に自信が持てない時、誰かに頼ってしまうことってありますよね。それは、自分ではどうにも出来なそうだから、代わりに誰かにやってもらおう、という気持ちがあるからです。そして誰かに頼ることができると、「なんとか切り抜けられた」と思ってしまいます。
自信を持つことができなくて人に頼ってばかりいると、執着や依存をしやすい考えになってしまうでしょう。そして、そこから抜け出すことも大変になってしまいます。自信を失いそうになっても、どこかで「わたしなら大丈夫」という意識を持っておくことが大切です。
周りの評価を気にしてしまう
周りの評価を気にしてしまうことも、何かに執着してしまう理由の一つとして挙げられます。人からの評価や反応ばかりが気になってしまい、人から求められている成果を出そうとしてしまうのです。結果的に、自分では納得出来なくても、人が満足しているとホッとしてしまうでしょう。
周りからの評価を気にし始めると、自分の意思は後回しなってしまいがちです。そして、今度は周りから残念に思われたり、呆れられることが怖くなり、躍起になってしまうのです。その時点で、既に「周りから認められたい」という考えに支配されているのかも知れません。
人を信じることが出来ない
人を信じることが出来ないから何かに執着するというのには、2つのパターンが挙げられます。1つは、人を信じることが出来ないから、物やお金などの人ではない対象に執着するのです。「人なんか信じられない、頼りになるのは〇〇だけ」などと言った具合に、人への不信感と執着する対象への信頼度が比例していきます。
もう1つは、人を信じられないから人に執着するというパターンです。自分を理解してくれていると感じた人との関係性が心地よく、壊したくなくて執着するのです。離れて行かれることを恐れるあまり、自分が執着して離すまいとしているのでしょう。
お金や物で幸せを得ていると感じる
人を信じていてもいなくても、お金や物に勝るものはないと感じる人も、執着しやすいのでしょう。「お金は裏切らない、物は変わらない」と、人への不信感を無意識に重ねている場合もあります。お金がある方が生活は豊ですし、人のように変化しない「物」には安心感すらあるでしょう。
それらのお金や物が、自分を幸せにしてくれていると感じて執着してしまいます。ですが、執着するあまりに周りが見えなくなることもあります。お金にうるさくなったり、自分の気に入った物のために見境なくなったり…。お金や物に執着した結果、周りに不快な思いをさせることになるので注意が必要です。
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