よくある「同族嫌悪」の代表例!
家族
家族は自分に近い部分が多いですよね。血が繋がっているからこそ、良い部分も悪い部分もより強く認識します。そのため家族に対して同族嫌悪に陥ることも、少なくないでしょう。特に親に対して同族嫌悪に陥る人が多いです。
子どもは親の背中を見て育つといいますが、嫌な部分を見て育つと「ああはなりたくない」「絶対に違う人間になる」と強く感じるでしょう。しかし実際に成長し、自分が親と同じことをしてしまうと、同族嫌悪に陥ります。
「こうなりたくない」とイメージしていた人間になってしまった自分を強く自覚するため、強い嫌悪感に苛まれてしまうでしょう。
オタク
何かに対して固執したり夢中になることは同じでも、ジャンルや対象が異なるだけで嫌悪してしまうのは、オタクによくある同族嫌悪です。夢中になるという点では同じですが、相手が自分とは違うジャンルに固執していると気持ち悪さを感じるでしょう。
さらに、世間的には自分たちは同類だと思われていることを自覚しているため、ますます嫌悪感が増します。自分は違う、あいつらとは違うと思っていても、たしかに重なる部分もあるため、嫌悪や憎悪といった感情を抱くのです。
何かに夢中になっているという部分では同じでも、その対象が違うだけで気持ち悪さを覚えてしまう。オタクがオタクを嫌うのは、まるで自分を見ているかのような錯覚に陥るからでしょう。
仕事
誰もが仕事で成果を上げるわけではありませんし、昇格できるわけでもありません。中には仕事が全くできず、周りから白い目で見られてしまう人もいるでしょう。そして、仕事ができない人を見ると、同族嫌悪に陥ってしまう人もいます。
例えば、過去のできない自分と重なり、その人がとにかく気になってしまう。そんな相手がいれば、嫌悪感を抱いてしまっても仕方ないでしょう。また、自分と同等の成果しか出していないのに、明らかに褒め称えられている人に対して、嫌悪感が湧いてくる場合もあるでしょう。
評価に繋がりやすい仕事場だからこそ起こりやすい同族嫌悪もあります。
ぶりっ子
自分のことを名前で呼んだり、語尾に「にゃん」「~もん」などをつけるぶりっ子って、よくいますよね。こうした人は、自分のことはそれほどぶりっ子だと思ってはいません。しかし、同じようなぶりっ子を前にすると、とても強い嫌悪感を抱きます。
「さすがにあの口ぶりはひどい」「似合わない」「大して可愛くないのに」と、自分が同じことをしていても、嫌悪や憎悪を露にするでしょう。例え自分が同じことをしていると指摘されても、「私はそんなにひどくないよ」と自分を正当化します。
ぶりっ子は、自分より目立ったりかわい子ぶったりしている人に対し、敵対心や嫌悪感を抱くため、同族嫌悪の意識を持っていないことが多いです。
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