彼氏が既婚者だった!慰謝料を請求する方法とは?
まずは気持ちを整理する
慰謝料を請求してやる!と意気込んでいるのであれば、一度落ち着いてみましょう。慰謝料請求は、勢いだけで完遂できるほど簡単なことではありません。
証拠集めはもちろん、弁護士費用も必要ですし、あなたの職場にバレてしまう可能性もある上に、相手の奥さんにも事態が知らされてしまいます。
まずは、そこまでして既婚彼氏に対し慰謝料を請求したいのか?という点を、よく考えましょう。ある程度の犠牲は必要になります。本気であれば、覚悟しましょう。
彼氏の妻に対してどう振る舞うべきかを考える
彼氏が既婚者だという事実を知らなかったあなたは、ある意味では被害者だとも言えますが、彼氏の妻からみれば、あなたは夫の不倫相手であり、加害者にもなり得るのです。
彼氏が既婚者だと知っていたのか知らなかったのかは別問題として、まずは彼氏の奥さんに対する振る舞いをどうするべきかを考えましょう。
事実をすべて伝えても構いませんが、ひとつの家庭を崩壊させてしまうことも考えられます。自分が奥さんの立場だったらどう思うのか、相手の気持ちを汲み取ってうまく立ち回る必要があります。慎重に動きましょう。
自分の立場を考える
気をつけなければいけないのは、あなた自身が彼の妻から慰謝料を請求される場合もあるという点です。
法律的には、相手が既婚だと承知の上で男女の関係になった場合や、気をつければ交際相手が既婚者だと気づけたにもかかわらず、男女の関係になった場合は、彼氏の妻に慰謝料を請求されてしまうことがあるのです。
初めのうちは彼氏が結婚していることに気づけなかったかもしれませんが、「なんだか怪しい!」と感じつつも、関係を壊したくないからと現状を維持していた場合、上記の後者に当てはまることもあり得るのです。
そういったリスクも考えて、本当に彼に慰謝料を請求するのか、よく考えてから実行しましょう。
同じ経験者の体験談を見る
慰謝料を請求すると決めたのであれば、まずは同じ経験をした人の話を聞きましょう。結果としてどこまで請求できたのか、金額はもちろんのこと、どう請求していけばよいのかなど、順序も聞いておくべきです。
こうした下調べは、弁護士に相談する前に行いましょう。情報をインプットした上で、慰謝料を請求する際の労力が慰謝料に見合うかどうかを見極めることも大切です。
中には、金額なんてどうでもいい、とにかく懲らしめてやりたい!と思う人もいるでしょう。その場合は突き進むのみですが、冷静になることも忘れないでください。
証拠を集める
ここで一番大切なポイントをお教えします。彼氏が既婚者だと知らずに交際していたことに対しての慰謝料は、「場合により」請求できることもあります。
この「場合」というのは、「もし彼氏が既婚者だということを知っていたら、絶対に交際しなかった」というあなたの強い意志や、「結婚したいのに、既婚彼氏のせいで婚期が延びた」という事実が証明できる場合です。
世の中にはあなたの他にも、彼氏が既婚者だと知らずに付き合い、傷ついたため慰謝料請求したい!と思った女性は数多くいます。しかし、この「証明」ができないことが多く、泣き寝入りするしかないパターンもある、というのが事実です。
今まで既婚彼氏とやりとりしたLINEや、もしあなたが日記などを書いている場合、その日記そのものが証拠となる可能性があります。細かく調べ尽くし、「知っていたら付き合わなかった」というあなたの強い意思を証明しましょう。
証拠をあつめたら「法テラス」へ
「法テラス」というのをご存知でしょうか?法テラスとは、国が作った法律相談所のようなものです。全国各地に設置されています。
今回のような浮気や不倫、慰謝料といった事案においても相談に乗ってくれます。簡単な電話相談も行っているので、まずは電話をしてみると良いでしょう。
その上で本格的に慰謝料請求にむけて始動するのであれば、自宅から近い法テラスへ行くことをおすすめします。必要であれば弁護士さんを紹介してくれますよ。
ただ、ひとつ気をつけなければいけないのは、弁護士さんは個人の復讐に対して協力的にはなってくれないという点です。あくまでも法律に乗っ取り、あなたの助けをしてくれるだけの存在だということを念頭におきましょう。
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