「彼氏が風俗」に関する専門家の意見やアドバイス
男女別、浮気のボーダーラインとは?
男性と女性とでは、どこからが浮気になるのか、ボーダーラインが違うようです。『どこからが浮気?アウト?セーフ?超えてはいけない一線とは』(かつだ克巳)には、以下のような記述があります。
「浮気にはおのずから二つの基準があるとして、まず、社会生活上の浮気のボーダーラインはどこにあるのでしょうか?
(中略)
まずは男性編です。
三九二名のマイナビニュース会員の男性に、どこからが浮気か?ということについてアンケートをしたところ、トップ5は以下のようになりました。
一位 肉体関係 四三.四%
二位 お泊まり 三七.〇%
三位 キスした 三五.〇%
四位 二人きりで遊びに行く 一九.四%
五位 ハグした 一九.一%
次に女性編です。
五一七名のマイナビニュース会員の女性に同様のアンケートをしたところ、トップ5は以下のようになりました。
一位 キスした 五二.二%
二位 肉体関係 五一.五%
三位 お泊まり 四九.一%
四位 手をつないだ 四一.四%
五位 ハグした 二九.八%
●男女の意識の違い
男性編では三位の『キスした』が女性編ではトップになっています。また、男性編ではトップ五にランクインしていない『手をつないだ』が女性編では四位に入っています。
女性は男性に比べて、パートナーと他の女性とのスキンシップを嫌う傾向にあるようです。
一方、女性編でトップ五にランクインしていない『二人きりで遊びに行く』が男性編の四位に入っています。
男性は、パートナーが他の男性と二人きりになること自体を嫌う傾向にあると一応言えましょう。
(中略)
男女別の傾向の違いを探るのも面白いですが、結局はこの問題は個人個人の価値観の問題に帰結します。一〇〇人いれば一〇〇通りの正解があるとしか言いようがありません。
たとえば、『パートナーが他の異性と二人で飲みに行くだけでも許せない』と言う人もいれば、『飲みに行くだけなら全く問題なし。ストレスを解消してきてほしい』という人もいます。
はたまた、『外でセックスをしても、きちんと帰ってきてくれる限りはOK』と言う人も実際にいます。
世の中のそれぞれのカップルごとに『ルール』があって、それについては他人がとやかく言うべきものではないのかもしれません。実際、とやかく言ってもほとんどの場合、無意味です。」
異性との交遊関係に寛大な人もいれば、二人きりになるのも許せないという人もいます。それは男性だから、女性だからというものではなく、個々の考え方が大きく関わってくるでしょう。とはいえ、女性の場合はキスや肉体関係を持つことが浮気のボーダーラインだと考える人が多いので、彼氏が風俗を利用するなどもってのほかでしょう。
浮気や不倫より経済的!?風俗店の実情とは
日本は風俗店が充実しているそうです。浮気や不倫をして慰謝料を求められるよりは、お金さえ払えば性欲を満たすことのできる風俗を利用するほうが、経済的だという意見もあるようです。『ちょっと待った!不倫は本当に悪いこと?:男女が知るべき不倫のリアルと心理学』(大沢蓮人)には、以下のような記述があります。
「朝日新聞の調査によると、夫婦間でのセックスの回数が『1年の内まったくない、あるいは1、2回』と答えたのは、20代で11%、30代で25%、40代で35%、50代で46%という結果になっています。
この数字の少なさは世界でもダントツのトップなんです。
この数字を見るともっと不倫をする人が増えそうですよね。
セックスレスにより、性の欲求が満たされず、愛に飢えた男性が社会に増え、家庭の外にいる女性にアプローチしだせば、日本の不倫市場は発展し続けていくでしょう。
しかし日本は性風俗店というものがかなり充実している国です。
もちろん性風俗店は、金銭を交わした感情(愛情)のない性交渉・サービスでの契約ですからリアルな恋愛とは全く違います。
それでも自分の妻以外の女性に触れることができて射精もできる。
この性風俗店で欲求を抑えることができる男性が山ほどいるのです。
日本人の恋愛は基本的に男性からアプローチをしますし、女性は受け身。
男性が行動しないおかげでまだ不倫の嵐は避けられているということになります。
そのコストは平均で1~5万円。
不倫をして慰謝料が発生し、離婚により我が子と離れるリスクを考えるとかなり安いもの。
『不倫の法律的コスト』『性風俗サービス店の充実』
この2つのおかげで日本の不倫市場は全体の2割くらいで収まっていると考えられます。」
「風俗はお金を払って欲求を満たすもので、そこに愛はないので浮気ではない」というのが大方の男性の意見のようです。しかし、愛がないとセックスできない女性からすると、その感情は理解しがたいものであるでしょう。
<参考文献>
『どこからが浮気? アウト?セーフ?超えてはいけない一線とは』(かつだ克巳)
『ちょっと待った!不倫は本当に悪いこと?:男女が知るべき不倫のリアルと心理学』(大沢蓮人)
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