「告白させる」に関する専門家の意見やアドバイス
男性を惹きつける会話術
好きな男性に「一緒にいると楽しい」と感じてもらうためには、相手がどんな言葉で傷ついたり喜んだりするのかを理解することが重要です。このような会話術を知っているだけで、男性に告白してもらえる確率も高くなるのではないでしょうか。『モテすぎて中毒になる 男女の心理学』(神岡真司)には、以下のような記述があります。
「男性も女性も、互いの異性が喜ぶこと、嫌うことについて知らないとモテません。
(中略)
男性が、女性からいわれて一番傷つくのは、次のようなセリフです。
★男性の無知を責める……『そんなことも知らなかったの?』『教養ないのね』
★男性の趣向をけなす……『バカじゃないの』『幼稚なのね』『野蛮だわ』『変な趣味』
★男性の価値を貶める……『器が小さいのね』『度胸がないのね』『気が小さいのね』
男性はプライドがとてつもなく高い動物―と女性は覚えておきましょう。これらの言葉は同性からいわれるよりも、女性からいわれるほうがショックだからです。
男性は、これらと正反対のことをいわれると、自信が湧いてきて嬉しくなるのです。
★男性の博識をホメる……『すごく詳しいですね』『知らなかったわ、ありがとう』
★男性の趣向を讃える……『楽しそうですね』『すてきな趣味だわ』『カッコイイわ』
★男性の価値を高める……『すごい人なのね』『頭いいんですね』『立派だわ』
男性は、他の男性よりも優れている―というナンバーワン志向があるからです。
女性から、他の男性と比較されて低い評価を与えられている―と意識させられることは、男性にとっては耐え難い、何よりも屈辱的なことだからです。
男性は誰でも、大なり小なり自己評価が高い自惚れ屋―と心得ておきましょう。今までの男性で一番―と思わせてやることが、男性と付き合う上での要諦なのです。」
このように、男性のプライドの高さを理解し、上手に立ててあげられると、気分よく会話してもらえるようです。「この人と一緒にいると居心地がいい」と思ってもらえれば、こちらから好意があるような素振りを見せずとも、会話術だけで告白させることができるかもしれません。
いらぬ不安を払拭するためにも、言葉で告白してもらおう
告白から始まる恋愛もあれば、ちゃんと付き合っているのかわからないまま、なんとなく一緒にいるような関係もあるでしょう。相手にとって自分が唯一無二のパートナーなのか自信が持てない場合は、やはりひとつのけじめとして「告白の言葉」があったほうがいいのかもしれません。『愛され革命~運命の彼を一生恋させるのは 愛し上手な“女神女子”』(エマ)には、以下のような記述があります。
「『好きです。付き合ってください』は男性のセリフだと私は思っている。
ふたりの関係性はもう決まったも同然なのに、それが言えないくらいの度胸と甲斐性ナシなら、いくら好きでも『でしたら、いいです』と冷める勢い。
『好きだけど、今は付き合うのはいいかな……』みたいなあやふやな男にも『付き合っているかのような行動をしておきながら、ちゃんとは付き合いたくないという、責任感のない男はいらん』って思っている(自分もグレーにしておきたかったら別だけどね)。
だからといって、私の過去の恋愛は、男性からの『付き合ってください』という言葉で、お付き合いが始まったケースばかりではない。
言葉なくして始まる関係性もある。
男性から『彼女です』と友達や会社の人に紹介してもらうとか、『告白』がなくても信じられるような関係性だと、言葉がいらないこともある。
とはいえやっぱり、言葉は大事。不安なんて少しでも感じたくないし、好きの一言も聞けないでお付き合いしていくなんて嫌。
ちなみに私自身はそういう不安を抱いたことがない。
どの男性も早々にしっかり言葉で伝えてくるし、付き合っているのかあやふやにしていても『彼女です』と紹介されたりして、私の方が「へえ。そうなんだ」と思うこともある。
男の子ってちゃんとするなあ、っていうイメージ。
なんでかな、と考えたとき、やっぱり『この子を放っておいたらどこかに飛んで行ってしまう!』と思われるのはひとつあると思う。
『他の男性に食事に誘われた』とか『今日こういう人が口説いてきて』とか具体的な話をすることはないんだけど、こちらが何も言わずとも相手に『この子はいろんな男から狙われるだろうな』と思わせるのは、女として魅力があれば簡単。
もし彼があなたの女としての魅力に気づいていないと感じたら『意外とモテるんだよ?』くらいには言っておくのが効果的かもね。
(中略)
度胸と甲斐性のある男性も『この子は俺のことを好きなのかな?』と様子はうかがうもの。
だから、こちらからも気持ちはしっかりと表現する。
『あなたのことが好きだし、ちゃんと考えてるよ』って。
そのとき『好き』はダダ漏れでいいの。
『(決定的な言葉はあなたから言ってね)』と心で祈る。だってそこは女の子でいさせてほしいもんね。男としてもそこはキメたいところじゃない?って思う。
だから『告白』は彼にゆずってあげよう。」
このように、あやふやな関係のまま、不安な想いを抱くくらいなら、うまく駆け引きして決定的な一言を引き出したほうがいいかもしれません。スムーズに告白させるためには、自分からも好意をはっきり見せたほうがいいでしょう。
<参考文献>
『モテすぎて中毒になる 男女の心理学』(神岡真司)
『愛され革命~運命の彼を一生恋させるのは 愛し上手な“女神女子”』(エマ)
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