1分間スピーチを準備する際のポイント
まず話すネタやテーマを決める
1分間スピーチをすることになったら、まずは話す内容の中心となる主題(テーマ)を決めましょう。テーマは、季節のことや家庭のこと、会社のことや今朝の出来事など、基本的に何でもOK。人とカブってしまいそうな場合は、オリジナルな視点を入れることで自分の色を出しましょう。
話の構成を考える
スピーチの基本は「起・承・転・結」の順に話を進めることです。しかし、300文字ほどしか話せない1分間スピーチでは、もっと簡潔に「起・承転・結」で組み立てましょう。
まずは話のまとめである「結」から考え始めると、話の目的がブレにくいのでオススメですよ。会社の朝礼でのスピーチなら会社のこと、イベントでのあいさつならそのイベントのことなど、そのシーンに関連するようにまとめられればベストです。
導入は「疑問・問題点」から
誰かがスピーチをするために前に出ても、人はあまり「しっかり聞いておこう!」という気にはならないもの。話を聞いてもらうには、最初に聞き手の興味を引くような声掛けをする必要があります。
オススメなのは、「〇〇だと感じていませんか?」など、相手が感じていそうな疑問や問題点を話題にあげること。もしくは、インパクトの強い結論を最初に述べてしまうのもいいでしょう。聞き手に「なぜ?知りたい!」と思ってもらえれば大成功です。
紐づけを意識する
1分間スピーチの構成を「起・承転・結」の3つに分けたとき、どれかひとつが主題から大きくズレてしまうと、聞き手の混乱を招いてしまいます。話し手はあらかじめ原稿にまとめていて全体を理解できていても、聞き手は耳から聞く初めての情報しかない、ということを意識しましょう。
日付や数字を入れる
「今日は〇〇の日からちょうど100年」や「言いたいことは3つ」など、数字が入った説明を見聞きする機会は多いですよね。スピーチもこれと同じように、数字を入れることによって聞き手が的確なイメージを描きやすくなります。
スティーブ・ジョブズが2005年に米スタンフォード大卒業式でおこなったスピーチでは、最初に「3つのことを話します」と宣言しました。重要なことは3つであると聞き手がイメージできるため、内容を理解しやすいというメリットがあります。
ただし、その数字を間違ってしまうと信頼度は激減。この手法は「諸刃の剣」であることも理解しておきましょう。
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