労いの言葉を言う時の注意点
上から目線にならないように気を付ける
「労う」と聞くと、なんとなく上司が部下にお礼を言うシーンが目に浮かびませんか?優しくする、感謝すると聞くとそんなことはありませんが、労働の「労」という字がそのようなイメージを連想させるのかもしれません。
こうした印象もあり気を付けたいのは、上から目線にならないようにすることです。「ありがとう」はとても柔らかな言い方ですが、「ご苦労様」「助かるよ」と言った言葉は目上の人物が目下の人に使う言葉です。ニュアンスひとつて受け取り方が変わるため注意しましょう。
労いの言葉の後に自分の自慢話などに繋げない
なにかと自慢話や苦労話をする人っていますよね。特に年上の人などにそういった傾向があります。実体験を踏まえて会話を盛り上げようとしているだけかもしれませんが、それを自慢話と捉えられてしまう場合もあるのです。
例えば「お疲れ様!素晴らしいチームだね。自分の頃は手伝ってくれる人がいなかったから全部ひとりでやって大変でさー…」と、労いの言葉の後に昔話を始めてしまうと、過去に同じことを経験したけれど君ほど楽ではなかった、という意味に受け取れてしまいます。
相手の受け取り方にもよりますが快く思われない可能性があることも意識しておきましょう。
伝える時の声のトーンや表情にも気を配る
その労いは形式上になっていませんか?言葉はただ言えば良いというものではありません。少しイラッとしたような感じで「お疲れ様」と言われたら、自分の仕事が遅くて待たせてしまったかな?何かまずいことをしてしまったかな?など、色々考えてしまいませんか?
伝える際の声のトーンや表情はとても大切です。相手を心配するように「お疲れ様…!大丈夫だった?」と、声をかけてもらえたら、この人は自分を気にかけてくれる人なんだなと感じ取れるはず。常に自分がされたらどうかなと置き換えて労いの言葉をかけましょう。
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