労いの言葉を場面別・相手別に解説【例文付き】労いの言葉の効果とは?

  • 相手別|労いの言葉例《職場編1》

    こちらでは、ビジネスシーンの労いの言葉を解説します。「職場編1」では、上司が部下にかける言葉を見ていきましょう。部下に労いの言葉をかける際に、しっかりと取り組んだ過程や努力を見ていたことや、部下に対する気遣いを伝えると、部下のモチベーションアップにつながります。

    会社の一員として、仕事を覚えて成果を出すために努力をするのは当然のことです。しかし、部下にも感情がありますので、努力を認め成果を褒める必要は大いにあるでしょう。

    残業しているとき


    例1「〇〇君、お疲れ様。いつも助かるよ」

    会社での「お疲れ様」は挨拶として使われることが多いですね。しかしこの場合は挨拶ではなく、残業する部下を労う気持ちからくる言葉です。部下の顔を見て「〇〇君」と声を掛け、本人に「上司は自分に向かって言ってくれている」とわかるように伝えましょう。

    この時に、「いつも助かる」「よくやってくれてるね」など、部下のモチベーションアップにつながる言葉を添えましょう。褒められることにより、やる気が出て作業効率アップの効果が期待できます。

    部下が残業続きの時は、労いの言葉と共に、ちょっとしたお菓子や飲み物を差し入れしてあげると喜ばれるでしょう。ただし、部下に度を越した残業をさせる羽目になってしまった場合は、業務の進め方を改善するのが上司の役目かもしれません。

    大きな仕事を終えた後


    例2「ご苦労様。頑張ってくれてありがとう」

    大きなプロジェクトなど、大変な業務を終えたときに頑張った部下にかける労いの言葉です。「ご苦労様」は目上の人が目下の相手に対して使う言葉なのでこのケースでは最適ですが、もちろん「お疲れ様」でも良いでしょう。

    「ご苦労様」で部下の労力を労い、「ありがとう」で感謝の気持ちを伝えます。残業続きだった場合は「今日は定時であがってゆっくり体を休めてくれ」と、体調を気遣う言葉を付け加えることもおすすめです。

    トラブルの処理をしてもらったとき


    例3「お疲れ様。トラブルの処理の件、○○君が対応してくれたおかげで大ごとにならずに済んだよ、ありがとう」

    トラブルの処理は疲れますよね。自分のミスではなくても、謝らなければなりません。責められることも多いでしょう。そんな大変なトラブルの処理を任せた部下には、色々な労いの言葉をかけてあげましょう。

    まずは「お疲れ様」「ご苦労様」などの労力を労う言葉。そして、処理をしてくれたことに対する感謝の言葉。さらに、「君に任せてよかった」「君だからうまく処理できた」など、相手を褒める言葉もあると良いでしょう。

    トラブルの処理を任される側は「うわ、勘弁してくれ」と大なり小なり思っています。対処した後に、上司から労いの言葉をかけられ、自分の能力を褒められれば「頑張ってよかった」と嬉しく感じるでしょう。

    何かを成し遂げた時


    例4「よくやってくれた。頑張ったね○○君、期待以上だよ」

    部下がノルマを達成したり、商談をまとめてきたり、何かを成し遂げた場合にかける労いの言葉です。「よくやった、おめでとう」など、まずは成果を褒めましょう。そして「頑張ったな」「努力が実を結んだね」と努力を労います。「期待以上だ」という言葉は、部下の実力を上司が認めて褒めることになります。

    自分の出した結果を同僚や上司はどう受け止めるのか、客観的に見て自分の成し遂げたことはどの程度のことなのかを部下は気にしています。労うときに、実力を認める言葉を加えてあげると、部下の自信とやる気につながります。