「人生負け組」に関する専門家の意見やアドバイス
友人がリッチ婚!私は人生負け組!?
女性の場合、結婚をきっかけに生活レベルが一気に変わるということも珍しくありません。それにより、人生勝ち組、負け組といった格差が生まれ、それまでと同じように付き合えなくなってしまう場合もあるでしょう。『オトナの決断力 恋愛、仕事、人間関係、欲しいものを手に入れる!』(岡山里香)には、以下のような記述があります。
「仲の良かった友人がお金持ちと結婚し、生活レベルが大幅に上がると、いよいよ取り残された気になってしまうこともありますよね。お金持ちのマダムな生活はたしかに楽しそうだし、欲しいものや高価なものが買えるのは幸せだと思います。しかし、その分、人知れず気苦労もあると思います。人間関係で妬まれたり、窃盗にあったり……。リッチ婚した友達の中に、高価な宝石を盗まれた人が実際にいます。
お金持ちがよくないということではなく、お金持ちにはお金持ちの苦労があるし、お金がなくてもその苦労があるし、物事は多角的に見ると、単純に『お金持ちが幸せ』という話ではないということです。
ちなみに私はパートナーがお金持ちだと気が重いタイプです。自分の生活は自分でやっていく方が、自由がきくし、気苦労がないと私は考えてしまうタイプだからです。そういう天で『稼ぎたいなら自分で稼ぐ』方が色々楽だと思っています。パートナーがいてもいなくても、その人がお金を持っていてもいなくても、自分なりの幸せがあっていいのです。」
急に友人の生活レベルが変わると、今までと同じように付き合えるか不安になったり、取り残された気分になったりすることもあるでしょう。しかし、どのような立場にも、本人にしかわからない苦労があるようです。人の幸せをうらやむよりも、自分はどういう幸せをつかみたいかを考えたほうがいいでしょう。
勤め先のせいで「人生負け組」だと思っている男性も多い
合コンなどで勤めている会社名を言いたくないという男性もいるようです。『「男」をわかるほど、すべてがうまくいく。』(潮凪洋介)には、以下のような記述があります。
「『合コンで社名を言いたくない』
『有名企業の連中の集まりに行きたくない』
『会社の名前だけで人間を判断するなよ』
社外の人々が集まる会などで、男のこんなボヤキを聞くことがあります。
どんなときか?
それは有名な企業名が過剰に飛びかい、それを称賛し合うような会話があまりに『しつこい』場合です。著者も20代の頃『最大手広告代理店マン×CAの合コン』へ紛れ込んだり、名簿に大企業の名前ばかりが書き込まれた大学のOB会へ参加したときに、勝手に『気分を害した』ものです。
男は貴女が思っている以上に『社格』を気にしているのです。
なかには必死で学生時代に努力をし、死にものぐるいで就職活動をしたにも関わらず、うまくいかなかった人もいます。一流企業に入りたいのに入れなかった。そんな人にとってこの状況は地獄となります。
一流企業に属さずんば人にあらず的な疎外感を、勝手に抱いてしまうのです。
こういう場所で男をうまく扱うコツは簡単です。
『会社名ではなく業種名で会話を運ぶ』ということです。建設関係、教育関係、通信関係、電力関係……といったように。
あるいは『会のテーマ』を話題の中心に持ってくることも効果的。たとえば『肉会』では肉の話しかしない、といったようにです。
1対1となったときに男が『私は四流商社の身分ですから』と社格に自分を押し込めていたら、『この場は会社は関係ないですから!』『いえいえ楽しい仕事が一番ですよ』などと社格の話をもみ消すことがポイントです。
これで社格はその人の魅力の一部にすぎず、人間そのものの評価ではないといった空気の流れをつくります。」
合コンで、勤め先が一流企業ではないから人生負け組だと卑屈になっている男性がいたら、職種や仕事内容の話題に転換するといいでしょう。
<参考文献>
『オトナの決断力 恋愛、仕事、人間関係、欲しいものを手に入れる!』(岡山里香)
『「男」をわかるほど、すべてがうまくいく。』(潮凪洋介)
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