天然たらしな男性の特徴とは？ヤケド注意な「天然たらし」の攻略法

自分を飾らない「天然たらし」の男性は女性を虜にする

虚勢を張る男性の相手をするのは疲れるものです。一方で、自分を飾らない天然タイプの男性には、不思議な魅力を感じる女性が多いようです。『「モテる男」と「嫌われる男」の習慣』（今井翔）には、以下のような記述があります。

「人はどうしても、自分をより大きく見せようとしてしまう生き物です。
ある程度は仕方ないですし、それが人間というものでしょう。
また場合によっては、自分は本来の自分以下に見せようとすることもあります。
謙遜が美とされる日本では、よくある現象かもしれません。
しかし私たちが最も魅力的だと思うのは、素を見せてくれて、自分をそれ以上にもそれ以下にも見せようとしない人です。

例えばみえを張って自分を大きく見せたとしても、その嘘はいずれバレてしまいます。
高級な洋服を着ていても、自宅に行くと実はそこまで立派な家ではなかった……。
年収を高めに見せたくて、洋服だけ身の丈以上のものを着た男性が、女性からガッカリされるときに起こりやすいパターンです。嫌われる男の典型的な例ともいえます。
今の自分ができる精一杯の工夫されたオシャレで清潔感を出していれば、好感が持てますし、ガッカリされることもなかったでしょう。

モテる男はまさに、背伸びをせずに等身大の自分を相手に見せるのです。
女性も自然体の男性の姿を見れば、『自分も自然体でいいんだ』と感じることができます。

頑張ってオシャレをすることもたまにはいいのかもしれませんが、そればかりだと疲れるでしょう。デートで行くお店だって、いつも高級なお店ばかり行くのは現実的ではありません。

私の知り合いに、お金がないときには『ごめん、いま懐が寂しいんだよね』と可愛く言える男性がいます。
その男性は、無理に高い洋服を着ようともしません。そんな彼の自然体な感じが、女性には『ほっ』とさせるものがあるのでしょう。彼は洋服やデートにお金をかけなくとも、会う女性のハートをゲットしています。」

いつも素でいて飾らない天然男子は、女性に安心感を与えるようです。彼らが「天然たらし」と呼ばれ、モテ男子として評価される秘密はそのあたりにあるのかもしれません。

ギャップ萌えさせる「天然たらし」

仕事がデキる人やイケメンでも、どこか抜けているところがあると、ギャップ萌えしてしまいませんか？母性本能がくすぐられることで、女性は天然男子にやられてしまうのかもしれません。男性向けに書かれた恋愛指南書『イケメンでなくても女性を依存させる７つでは収まりきらないオトシ術：【恋愛】【テクニック】【サラリーマン・学生】』（恋愛コンサルタント 依恋）には、以下のような記述があります。

「男性も女性のギャップに弱いですよね。例えば今までロングヘアだった女性がバッサリショートにしてきたら、これまでのイメージと大きく変わり、ギャップを感じるでしょう。
普段しっかりしてクールな印象の女性が、カーディガンのボタンの位置をかけ間違えていたら、
『あの人がボタンかけ間違えてる！笑』
『今日は急いで服着たのかな笑』
と、心の中でギャップを感じて萌えるでしょう。

ギャップは魅力になります。普段のイメージとは違う姿を見るとキュンとなるでしょう。これまで興味なかった女性でも、ギャップに気付くと好きになる瞬間があると思います。

女性もそれは同じです。男性のギャップに弱いです。これまで何とも思っていなかった男性がギャップを見せると、女性はつい好きになってしまいます。どんな時でもそうなるとは限りませんが、ギャップが効果的なのは言うまでもないでしょう。

ギャップは武器になります。あなたも女性から何か特定のイメージを持たれているのであはないでしょうか。ご自身を客観的に見てみましょう。そして、そのイメージを覆すのです。

もし頭の悪そうなイメージを持たれているなら、博学なところを見せればいいギャップになります。
反対に、真面目で知的な印象を持たれているなら、時にはユーモアを見せて真面目なだけではないところを見せましょう。強面で怖そうな印象を持たれやすいなら、クチャっとした可愛い笑顔を見せて優しくすると、いいギャップになります。『怖そうだと思ってたけど実はものすごい優しい人だったんだ！』と、ギャップに魅力を感じるでしょう。女性はたちまちあなたに惚れこんでしまいます。

魅力であり武器にもなるギャップを見せることで有利に進んでいきます。」

意識的にギャップを演出する人はともかく、意図せずにまさかの一面を見せる「天然たらし」の男性は、女心をぎゅっとつかむのかもしれません。

＜参考文献＞
『「モテる男」と「嫌われる男」の習慣』（今井翔）
『イケメンでなくても女性を依存させる７つでは収まりきらないオトシ術：【恋愛】【テクニック】【サラリーマン・学生】』（恋愛コンサルタント 依恋）