「お嬢様言葉」に関する専門家の意見やアドバイス
話し方ひとつで印象は変わる
「ごきげんよう」など、お嬢様のような言葉遣いには抵抗がある人も多いでしょう。そこまで丁寧でなくても、品のある話し方をするだけで、周囲に与える印象は変わるものです。『一流の男性を引き寄せる恋愛法則 幸せな女性がやっているちょっとした習慣39』(いつか)には、以下のような記述があります。
「(前略)
若いころから読者モデルとして大人の世界に入っていたので、いつの間にか普通に敬語や丁寧語をきちんと話せるようになっていたんですね。
若いうちにそうした”能力”を身につけられたことは、後々大きな力になったと思います。やはり言葉づかいというものは、TPOに合わせて使い分けなければならない、けっこう難しいことですし、仕事や恋人など人間関係において基本となるものですから。
さて、会社など大人の世界では、子供言葉や汚い流行り言葉は絶対にタブーですよね。
『はい、お待ちしております。え? ……ウザいんですけど……』
電話相手の突然のセクハラ口撃に、思わず『地の言葉』を呟いてしまった。こんなことがあったら大変です。もしその場に彼氏がいたら、百年の恋も冷めるかもしれません。
こうした汚い言葉は、人格を低めてしまう力をもっています。いわゆる言霊というもの。『ウザい』などと言っていると、あなた自身が『ウザい』存在になる、というわけです。普段から意識して、極力使わないようにしましょう。
ほかに、『いらっしゃられますか』など間違った敬語はバカにされてしまいますし、慇懃無礼(馬鹿丁寧)な話し方は、すごく嫌な感じを与えるものです。
きちんとした日本語を話せるようになりましょう。きれいな言葉を使っていれば、あなた自身も美しくなれますよ。」
TPOに応じて適切な言葉を使うことは、社会人としてのマナーのひとつです。敬語や丁寧語の使い方に自信のない人は、早い段階で勉強しておいたほうがいいでしょう。
語尾に「な」「の」「ね」を使うだけでお嬢様言葉に聞こえるかも!?
普段からお嬢様言葉を使っていない人が、いきなり「ごきげんよう」などと言い出したら、ちぐはぐな印象を与えてしまうもの。そんな女性でも簡単に「お嬢様風」に話す方法があるようです。『甘える技術 彼があなたを手放せなくなる魔法甘える技術 彼があなたを手放せなくなる魔法』(高野麗子)には、以下のような記述があります。
「普段の会話のなかでも、語尾に一文字足すだけで『甘えている』感じを出すことができます。
友達と一緒のときには『仕事で失敗しちゃってさ~』、『このお菓子、おいしいじゃん』というような話し方をしている人は、甘えたい相手の前では『なのね言葉』を意識してみてください。『なのね言葉』とは、語尾を『な』『の』『ね』のどれかに置き換えるという話し方です。たとえばこんな感じです。
『仕事で失敗しちゃったの』
『このお菓子、美味しいなぁ』
こうすることで、言葉が柔らかくなり、男性からすると『甘えられてる』ような感じに聞こえてきます。他にも、『かっこいい!』なら『かっこいいね!』、『こっちがいい』なら『こっちがいいなぁ』、『いい?』と聞くときなら『いいの?』、『いいかな?』などなど。
これら3つの音を組み合わせて語尾を作ってもOKです。たとえば、『この前、仕事で失敗しちゃったのね。それで落ちこんじゃってたの』という感じです。
話しながらだとなかなか意識しづらいという人は、書き言葉から練習してみるのもいいと思います。SNSやメールの文章で、いつも『~です』と終わるところに『なのね言葉』をプラスしてみてください。『今日、パンケーキのお店に行ったのね。そこで食べた季節限定のパンケーキ、すっごくおいしかったなぁ』というような感じです。
さっそく次に送るメールから、チャレンジしてみましょう!」
このように、語尾を「な」「の」「ね」に置き換えるだけで、「お嬢様言葉」に近い雰囲気になるようです。ほどよく甘えた印象になるので、好きな男性の前で使って損はないでしょう。
<参考文献>
『一流の男性を引き寄せる恋愛法則 幸せな女性がやっているちょっとした習慣39』(いつか)
『甘える技術 彼があなたを手放せなくなる魔法甘える技術 彼があなたを手放せなくなる魔法』(高野麗子)
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