お嬢様言葉の特徴《褒め言葉編》
「お素敵ですこと」
シンプルな割にお嬢様らしいフレーズが、「お素敵ですこと」という褒め言葉です。
「素敵」という日常的な単語に、わざわざ接頭語の「お」を付けるのがポイントです。さらに「~こと」を語尾にしてますから、非常にお嬢様言葉らしい印象になります。
普通の人が「いいね」「素敵だね」と話している場面で「お素敵ですこと」と言う人が現れたら、まるで漫画の中から出てきた貴族キャラクターです。
覚えやすいフレーズですから、「お嬢様の褒め言葉といえば『お素敵ですこと』だ」と暗記してしまいましょう。
「聡明でいらっしゃるのね」
相手の頭脳を褒める時は、どのようなお嬢様言葉を使えばいいのでしょうか?「頭がいいね」などと言ってしまったら、ただの普通の口調ですよね。
誰かをお嬢様言葉で褒めるときは、「聡明でいらっしゃるのね」というフレーズがおすすめです。日常生活で「聡明」という単語を使う一般人はあまりいませんから、貴族のような風格を演出することができます。
それでありながら、「聡明」という言葉の意味はほとんどの日本人が知っています。風格と伝わりやすさを両立した便利な言い回しです。ぜひあなたも「聡明でいらっしゃるのね」を使ってみてください。
「おみそれいたしましたわ」
お嬢様言葉でもありながら、ビジネスの場面でも自然に使える言い回しが、「おみそれいたしましたわ」です。「おみそれした」とは、「相手の凄さを、自分が見落としてしまっていた」という意味になります。
これは、「相手の実力を、自分の認識不足で見誤っていた」と認めるフレーズですから、目上の人に言ってもOKです。「意外にすごい」などと上司に言うのは失礼なものですが、「おみそれした」ならマナー的にも許されます。
「おみそれ」という言葉は、お嬢様言葉に限らずビジネスシーンでも使えるいい表現ですから、あなたもぜひこの言い回しを覚えておきましょう。
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