「恋愛経験なし」に関する専門家の意見やアドバイス
「恋愛経験なし」は、恥ずかしいことではない
恋愛経験がないまま年齢を重ねると、どんどん不安になってしまうもの。だからといって焦りは禁物です。『続・恋愛で2度と失敗しないために知っておきたい男の本音32 男の本音シリーズ』(田端裕司)には、以下のような記述があります。
「Q 私はアラフォー女子です。けれど、私は一度も男の人とお付き合いしたことがありません。もちろん、結婚もしていません。彼氏もほしいし、結婚もしたいとは思っているのですが……。こんな私を男性はどう思うのでしょうか?
A 何も考えずに婚活をがんばりましょう。
『逃げ恥』というドラマで、石田ゆり子さんが演じた女性は、アラフィフで処女という設定でした。こういった設定がドラマの中にあるということは、やっぱり、現実世界でも、そんな女性が増えているということだと思います。
だから、気にしなくていいですよ、と言われても気にしますよね。アラフォーともなれば、何人かとお付き合いしてきて当然とみんな勝手に思っていますから。『今までにお付き合いしたことがない』、そのことについては、事実です。
事実としてだけ受け入れて、意味を持たせる必要はありません。周囲の人は、あなたに興味がない人ほど、あれこれ言うと思ってください。逆にいえば、あなたに興味がある人ほど、気にしないと思っていいです。
例えば、あなたの好きな人が飛行機に乗ったことがないとしましょう。あなたは気にしますか?気にしませんよね。逆に好きな人と仲良くない人ほど、『今どき、飛行機にも乗ったことがないなんて』とバカにするはずです。
それと同じです。だから、特に気にする必要はありません。逆にそのことをコンプレックスに思ってしまうと、卑屈になってしまって、行動できなくなります。だから、何も考えずに、婚活をがんばったほうがいいですよ。
卑屈な女性より、笑顔な女性のほうが男性は好きです。」
自分がコンプレックスに感じていることは、他人にとってはそれほど重要ではない場合が多いようです。くよくよ考えても「恋愛経験なし」の事実は変わらないので、前向きに突き進みましょう。
これから恋愛を始めたい人の5つのステップ
恋愛経験がない人は、恋をしたくても、どのように始めたらいいのかわからないこともあるでしょう。『恋愛上手なあの子がしてる 溺愛されるわがままのすすめ』(萩中ユウ)には、以下のような記述があります。
「『じゃあ、さっそく恋を始めよう!……でもどうしたらいいの?』
というあなたのために、具体的なステップをお伝えしましょう。
ステップ1 どうしても譲れないポイント―『アンチタグ』を3つ決める
彼氏が欲しいといっても、誰でもいいわけではないですよね。まず、どういう男性がいいかについて考えると思います。(中略)
理想の彼氏については、いったん脇に置いておいて、先に3つの『アンチタグ』を決めておきましょう。アンチタグとは『こういう人だけは絶対に嫌』というポイントのこと。(中略)
3つのアンチタグを設定したら、『これらに当てはまらない男性は、全員恋愛対象として見る!』と決めてください。そうすると、恋愛対象となる範囲が圧倒的に広がります。(中略)
ステップ2 男性と接するときの『マイルール』を決めておく
早く彼氏が欲しいという方には、アンチタグを設定したあと、積極的に出会いの場に行くことをおすすめしています。
ただ、しばらく恋愛をお休みしていた人や、男性に対して苦手意識がある人は、そもそも男性とどう接していいのかわからないという不安があるかもしれません。
そういう場合は、まず男性と話すときの『マイルール』を決めてみてください。
たとえばこんなことです。
●とにかく笑顔でいる
●相手の話をしっかり聞く
●どんなことでもいいから、相手について3つの質問をする
●相手のいいなと思うところを3つ褒める
このようなマイルールを、出会った男性に対して実行するのです。
マイルールを実行することにフォーカスすると、男性となんとなく過ごしてお別れ、という展開にはならず、主体的に男性と接することができます。(中略)
ステップ3 今までにやったことのないことをやってみる
(中略)相手をよりよく”知る”ためにデートをしてみましょう。(中略)
メールで少しやりとりをしたくらいでは、相手の中身を知ることはできません。
相手に興味を持ってどんどん質問すること、直接目を見て対話をすることで、隠れていた相手の魅力が少しずつ見えてきます。(中略)
今までの”普通”に反する行動は、最初はしっくりこなくて当然。でも、今までとは逆を選ぶことで、過去とは真逆の未来が手に入ります。
これまでは恋が始まらなかったのなら、恋をスタートできる。
今までは恋が終わってきたのなら、終わらない恋ができる。
あなたが求める未来を目指して『変わる勇気』を出してください。
ステップ4 自分の『客観的な評価』を知っておく
(中略)自分の”見られ方”がよくわかってくると、自分の”魅せ方”をコントロールできるようになります。セルフプロデュースは恋愛においても必須のスキルです。
おしゃべり上手な人の例でいうと、話が上手な面も出しつつも、しゃべりすぎずに相手の話も聞けるようになることで、自分の魅力を一番いい形で発揮できるようになるのです。
ステップ5 自分が恋愛に求めるものを『感情レベル』で知っておく
(中略)あなたは恋愛をしているとき、どんな気持ちになりたいと思っていますか? ここでの感情は、それほど具体的じゃなくて大丈夫です。恋をしている自分をイメージしながら、どんな感情を一番大切にしたいか考えてみてください。(中略)
恋愛の状況は人それぞれですが、『不安になりたくない』というのは共通しているはずです。だったら、多くの女性が恋愛で本当に求めて居る感情は、やはり”安心”なのではないでしょうか。(中略)
相手の外見や収入、年齢などが気になって付き合う決断ができなかったり、決断しても他の男性に目移りするようなら、『恋愛する上で、私はどの感情を一番大切にしているんだっけ?』と、自分に問いかけてみてください。
迷ったらそこに戻ればいいのです。」
「恋愛経験なし」でも、落ち着いてステップを踏むことで、理想の相手と結ばれるようになるかもしれません。
<参考文献>
『続・恋愛で2度と失敗しないために知っておきたい男の本音32 男の本音シリーズ』(田端裕司)
『恋愛上手なあの子がしてる 溺愛されるわがままのすすめ』(萩中ユウ)
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!