「不倫からの結婚」結婚までの障壁
そもそも結婚を考えていないかも
不倫男性との交際で女性側がまず一番に確認したいことといえば、「男性側が自分との結婚を考えているかどうか」ではないでしょうか。幸せな時間を共に過ごしていても結婚に至るカップルが少ないのは、そもそも男性が結婚を考えていないことが多いからなのです。
既婚男性が不倫をする時、多くが家庭に不満を持っていることは確かでしょう。しかし、家庭を捨てようと決意する男性は少ないのではないでしょうか。不倫をすることで男性の心に余裕が出来て、かえって離婚の可能性が低くなってしまうこともあるようです。
奥さんから訴えられるリスク
不倫をしている男女が最も恐れるのが「奥さんから訴えられること」です。特に日本では、結婚すると男性が家計を支えるのがまだまだ一般的ですよね。その為、既に婚姻関係が破綻しているような場合でも、妻が離婚を渋ることがあるのです。
「離婚はしてもいいけれど、お金は取れるだけ欲しい」というのは、綺麗ごとなど構っていられない女性の本音とも言えるでしょう。そのため、愛は冷めていても慰謝料や生活費の援助がほしくて、夫とその不倫相手を訴える既婚女性は多いようです。
家族からの反対
本人同士は仲が悪くても周りには仲が良いふりをしている「仮面夫婦」はたくさんいます。仮面夫婦は周りに仲が悪いと思わせていないので、不倫男性が離婚に踏み切るのはますます難しくなるでしょう。もし周囲に相談したとしても、不倫から結婚をしたいと言ったら「あんな素敵な奥さんと別れて、不倫相手と結婚するなんて」と信用を失ってしまう危険性があります。
不倫や略奪愛は一般的には「してはいけないこと」なので、家族に反対されるパターンはとても多いのですね。
祝福してくれた友人からの評価
結婚はお互いの合意だけでできるものではありません。結婚式でたくさんの人達に祝福され、お金をかけてお披露目することで、結婚に対しての責任感が生まれるということもあるでしょう。祝福してくれた友人たちに、「離婚して新しい彼女と不倫から結婚したいんだ」と伝えることを想像できるでしょうか。
妻の関係が実際はどうだったかに関係なく、不倫から結婚という流れだけで、男性はちゃらんぽらんな印象を持たれてしまいます。そのため男性は、特に大切な友人には発表しにくいのですね。
財産分与など金銭面の問題
訴えられることなく離婚にこぎつけたとしても、大変なのが金銭面の問題です。貯金の分配はもちろん、所有している車や家をどうするかなど、離婚を決めてからも話し合うことは終わらず、むしろたくさんの相談をしなければなりません。
多くの場合、男性の方が働いて得る金額が多いですが、これを妻に分配するのを嫌がる男性もいるようです。お互いに不平不満の出ない状況で次のステップへ進むために、辛くても話し合うことは必要となるでしょう。
子どもの親権と事務作業
夫婦に子供がいる場合、離婚の可能性はグッと少なくなります。まず、不貞行為を働いたのが母親でない場合は、母親が親権をもつのが一般的とされています。しかし、ほとんどの父親は子どもと面会したいと思うでしょう。面会の回数を打ち合わせたり、また離婚に伴ってたくさんの事務作業をしなければならなかったりするのは、憂鬱なものです。
そうまでしていま離婚したいのはなぜなのかと、疑問に思われてしまうケースもあります。子供が大きくなるまで離婚しない夫婦もいるのです。人生はそれぞれのものですが、リスクを承知で真摯に向き合うことをおすすめします。
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