「ドS男子」の特徴と恋愛傾向！付き合うメリット・デメリットとは？

ドS男子の支配的なセックス

冷たくあしらうことで、女性の心を支配するようなどS男子には、身勝手な冷血漢の印象があります。しかし、それを喜ぶドMの女性もいるので、一概にドSが悪いとは言えないでしょう。なかには、セックス中にだけドSを発揮してくる男性もいて、ギャップに戸惑うことがあるかもしれません。『男の選び方大全』（クノタチホ）には、以下のような記述があります。

「サイテー最悪の奪う男。乱暴に扱われたり、逆に卑下するような態度を取られたり、男にとってはプレイの一環でも、された側の女性にとっては相当な精神的なダメージになるわ。

最悪の場合は『自分は愛される価値のない人間』とトラウマになって、それが『不快なSEXを受け入れなければ』とますます歪んだ方向に……。

本来のSEXの目的は、そういう負の思い込みからお互いを解き放つためにあるのにね。
よくないのは、女性をそんな状態に追い込んでいる張本人も自己嫌悪が強まっていくこと。不快なSEXをされると、女性の内側に防衛本能が築かれるの。すでに恋人同士や夫婦関係でも、こんな男のカラダを入れてはいけない！　と全力で拒否するわけ。
自分のエネルギーに防御を張られることに男は絶望を感じます。女性を幸せにする力がないと突きつけられるのと一緒だから。これほど無力さを感じることはないのよ。

【付き合うなら】
こういう男は、プレイを喜ぶ変態な女が多いと勘違いしているの。
変態な女性が多いのではなくて、はっきりと嫌だと拒否できない女性が多いだけだって、一人一人縛り上げて言ってやりたい。

勇気を持てたらはっきり拒否してね。別れの原因になっても、もっといい人に会えるわ。
間違ったSEXはお互い無価値観に支配されて、よくない状態を創り出すことを認めてください。
自分で自分を守ってあげよう。」

このように、セックス中のドSなプレイは、女性に精神的なダメージを与えかねません。支配的なセックスに嫌悪感を抱いたら、きっぱり拒絶したほうがいいでしょう。

「どS男子」や「クールな男」が苦手な場合、どんな相手を選べばいいの？

彼氏と楽しくじゃれ合いたいタイプの女性は、相手の気持ちに無頓着な「ドS男子」や、いつも冷静な「クール男子」とは相性が悪いかもしれません。『大好きな彼をかならず手に入れる 恋愛の極意』（志摩純一）には、以下のような記述があります。

「一般的に格好いい男性の条件とは、喜怒哀楽を表に出さず冷静でクールであること、といわれますね。あなたの周りの男性も、女性に比べたら、感情の起伏の差が少ない人が多いのではないでしょうか。ただ、恋愛においては、私は、ある程度しっかりと喜怒哀楽を表に出す男性との方が、女性にとってストレスが少ない付き合いができる、と思います。

もちろん、表現の仕方にも理想とする形があります。怒りについては静かに、極力、感情を抑える人がいいでしょう。そして、何かしてもらえば、ありがとう、と喜びを表す、朗らかな男性は、女性にぴったりです。女性のみならず、万人から好かれます。

そして、さらに理想的なのは、彼女の喜怒哀楽に、上手に自分の感情を合わせられる男性です。
例えば、あなたがせっかく苦労して手に入れた情報を、プロジェクトの男性メンバーのお手柄として横取りされてしまったら、とても悔しいはずです。当然ながら怒り、彼に話を聞いてもらいたくなります。そんなときに、『世の中なんてそんなもんだよ、うかつに情報を渡した君にも責任はあるよ』と冷静に言われたら、あなたはどう感じますか？

もう、怒りは2倍3倍、しかも自分の落ち度だとあらためて第三者から言われたのですから、悲しいし、落ち込むし、最悪な気分になりますよね。
こんなときに、『なんて男なんだ！　女性の苦労を横取りするなんて、最低だね』と共に怒ってくれたら、あなただって救われた気持ちになるはずです。そして、『悲しい思いをしたね。次にはこの経験を生かして、自分が持っている情報は、慎重に取り扱わないといけないね』と上手に諭せる男こそ、あなたが共に将来を歩むに足る男性です。」

このように、将来を見据えた付き合いを望むなら、こちらの気持ちを察して、一緒に喜んだり、悲しんだりしてくれるような相手を選んだほうがいいのかもしれません。

＜参考文献＞
『男の選び方大全』（クノタチホ）
『大好きな彼をかならず手に入れる 恋愛の極意』（志摩純一）