「本当に好きな人」に関する専門家の意見やアドバイス
本当に好きな人とはうまくいかない?
そんなに好きじゃない人との恋愛はなんとなくうまくいく気がするのに、本当に好きな人とは思うようにいかないと感じることはないでしょうか。『オトナの決断力 恋愛、仕事、人間関係、欲しいものを手に入れる!』(岡山里香)には、以下のような記述があります。
「『好きじゃない人からはアプローチされるのに、好きな人は振り向いてくれないんです』という相談をよくいただくのですが……、そんなことないと思いますよ!
……というか、『そう信じているからそうなる』、というのが答えです。
『好きな人』を見ると、『きっと振り向いてくれない』と思い込み自信のない行動をしているので、相手も居心地悪く感じてしまうでしょうし、それとは逆で『アプローチされる好きじゃない人』とは自然体でいられるので、ますます好かれてしまうのでしょう。
『恋って簡単だよね』と言っている友人がいて、その子はいつも一番好きな人と付き合い、むしろ相手が彼女の『自信があって自然体』というところにどんどんゾッコンになっていっていました。『こうありたい』という理想に照準を合わせることで、自信が生まれ、相手からの印象も変わるのです。結果が考えを生むのではなく、考えが結果を生むのです。考えによって成功体験を作り、ぜひ、記憶を理想通りに書き換えてください。」
このように「自信があって自然体」でいられる女性は、いとも簡単に本命の男性を手に入れることができるようです。「こうありたい」という理想の自分を意識するうちに、本当に好きな人の前でも、自然体でいられるようになるのではないでしょうか。
「理想の人」の呪縛から解き放たれると「運命の人」に出会うことができる
好きになった相手を「理想の人」だと思い込むことで、恋が短命に終わってしまう場合があるようです。『じゃあ言うけど、それくらいの男の気持ちがわからないようでは一生幸せになれないってことよ。』(DJあおい)には、以下のような記述があります。
「自分にとっての『理想の人』を『運命の人』なんて言ってしまうものなんですが、その人はあなたにとっての理想を演じてくれているだけであって、実際のその人の人物像とは異なる場合がほとんどなんですよね。
これは恋愛初期によく見られる状態なんですが、相手にがっかりされないためにその人の理想に自分を合わせてしまうんですよ。そうすると本来の自分を出すこともできず、いずれその人の理想を演じることに疲れ果ててしまい、その恋愛は短命に終わることが多いんですよね。
あなたの『理想の人』という勝手な幻影が『運命の人』という虚像をその人に押し付けてしまい、その枠からはみ出すことを許さない窮屈な恋愛になってしまうわけです。
『理想の人』という幻影を求めなければ『理想』という呪縛から解き放たれ、『何で好きになったのかよくわからない』という理解不能な恋愛ができるようになります。
それこそが『運命の人』に出逢えるようになる恋愛です。理想というものはあくまでも想像の範疇の中にあるもの。運命というものは想像の範疇の外にあるものなんですよ。」
このように、目の前にいる「理想の人」は、運命の相手ではないのかもしれません。「なんで好きになってしまったのかよくわからない」という恋に落ちたときこそ、「本当に人を好きになった」といえるのではないでしょうか。
<参考文献>
『オトナの決断力 恋愛、仕事、人間関係、欲しいものを手に入れる!』(岡山里香)
『じゃあ言うけど、それくらいの男の気持ちがわからないようでは一生幸せになれないってことよ。』(DJあおい)
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