「ダメンズ」にハマる女性の心理と本音
必要とされている
「わがままし放題だけど結局私を頼ってくる年下の彼氏。何だか可愛くて見捨てられない」(27歳/女性/エステティシャン)
「今までこれほど必要とされたことがなく、逆に嬉しく感じてしまっていた」(25歳/女性/看護師)
人間には承認欲求があり、自分の存在価値を認めてくれる存在、自分を必要としてくれる存在を求める欲求があります。ダメンズは「私が助けないとダメになってしまう」と思わせる存在であり、承認欲求が強い女性は見捨てられなくなってしまうのですね。振り回されている自分に酔ってしまっているのかもしれません。
甘えられるのが嬉しい
「年上で職場ではリーダーもやっている彼氏。2人きりだと甘えてくるのでギャップに萌える」(22歳/女性/生命保険事務)
「昔から姉御肌だった私。甘えるのが苦手で、甘えられるとつい嬉しくなる」(35歳/女性/教師)
若いうちは甘えたいと考える女性も多いのですが、歳を重ねるごとに甘えられることも多くなり、これがとても新鮮で快適に感じてしまうこともあるようです。また、普段甘えることもないはずの彼氏が自分にだけ甘えてくれると、そのギャップも魅力に感じてしまうのでしょう。
彼を育てているのが楽しい
「出来上がっている男性には何もできないけど、ダメンズは私が育てられる」(32歳/女性/営業職)
「洋服を選んだりして、自分好みの彼にしていった」(30歳/女性/美容師)
しっかりとした男性は、自分の意思もありますし、自分を確立させていたりします。しかし、ダメンズは自分を確立させていないことが多く、ダメンズ好きな女性は「私が変えてあげる!」「私が育ててあげる!」と母性本能を爆発させてしまうことが多いようです。自分色に染めていく過程が楽しいため、ダメンズであればあるほど良いと考える女性もいるのだとか。
こうなると、周囲の反対意見はまったく聞かなくなるでしょう。
ツンデレな感じでハマってしまう
「人がいると偉そうな彼。2人きりだとデレデレなので超可愛い!」(23歳/女性/事務員)
「わがまま言ってみたり、甘い言葉を言ってみたり、よく分からないところが好き」(28歳/女性/秘書)
優しい彼でも長く付き合うとマンネリ化してしまうこともありますが、ダメンズは調子の良い時と悪い時の波があるため、刺激があってマンネリ化しないメリットがあります。安定を求める女性には不向きですが、常に刺激を求めてしまうタイプの女性にとって、ツンデレな特徴を持つダメンズはとても魅力的に映ってしまうようですね。
自分の存在価値が分からなくなる
「私は仕事して家事をして、彼は一日中何もしない。自分は何のために生きているのだろうと思って別れた」(27歳/女性/経理)
「借金癖があった元彼。借金返済のために何回もお金を貸したものの返ってきたことはない」(32歳/女性/英語講師)
ダメンズに振り回されている間は必死に毎日を送っているものの、ふとした瞬間に「自分は何をやっているのだろう」「この人といて大丈夫なのかな」と不安がよぎってしまうのです。少しでも将来に不安を感じたら、今後の付き合いについて真剣に考え、結論を出しましょう。
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