「恋の病」に関する専門家の意見やアドバイス
彼の周囲のすべての女性にヤキモチ!これが恋の病!?
異性と接点を持たずに生活するのは困難です。頭では理解しているのに、彼の周囲のすべての女性にヤキモチをやいてしまうようになったら、それはもう恋の病と呼べるほど夢中になっている証拠なのかもしれません。『恋愛白書』(てんちむ)には、以下のような記述があります。
「彼氏のSNSに、飲み会とかで知らない女と絡んでいる写真がアップされたり、『誰こいつ?』って子が彼氏のことをよくわかっている感じを匂わせるリプとかしてるのを見てイラつく。
もしかしてこの子って浮気相手かなんかで、私のこと煽ってんのかな?とか。だんだん悪い方向に考え始める。そうすると彼氏だけじゃなく、相互の女子の中で怪しそうな子のストーリーも裏アカでチェックするようになっていく。
でもさ、たかがリプごときにそれだけ影響されるってどうなの?もし自分の友達が彼氏彼女のSNSに張りついて、絡んでる異性に対していちいち怒ったり疑ったりしてるのを見たら、『くだらないな~』とか『視野が狭いな~』ってならない?自分を第三者に置きかえて考えると、けっこう冷静に見えてくる気がする。
社会生活を営む上で彼氏彼女以外の異性と絡まないで、同性とだけ絡んでっていうのは絶対にムリな話だよね。無人島で生きているわけじゃないんだから、異性の知り合いがいて当たり前だって現実を理解したほうがいい。
その上でもしどうしても気になる子がいたら、普通に『この子って誰なの?』って聞いていいと思う。仮にその程度のことを聞かれてキレるような男だったら、そこまでの男ってことだし。まあ、経験から言ってもSNSで異性との絡みが多い人って、なおらないからね。それにただSNSで異性と絡んでるってぐらいなら、彼氏彼女であってもそこまで口を出す権利ってない。こういう人を好きになったから仕方ないって諦めるしかないよ。悔しいけど、それも恋愛だよね。
すごい可愛い子をフォローしてるのとかも、嫌ではあるけど張り合うんじゃなくて『めっちゃ可愛い子だな』って認める。認めた上で自分自身の分析というか、今の自分のレベルを確認して、自分なりに上を目指して頑張ればいいと思う。」
このように、「彼氏に異性の知り合いがいるのは当然だ」ということを受け入れなければ、辛くなる一方かもしれません。自分を第三者に置き換えて想像してみれば、少しは冷静になれるでしょう。
一日中、恋にどっぷり浸っていたい女性は多い
男女では、恋愛に対するスタンスやペース配分が異なる場合があるようです。『大好きな彼をかならず手に入れる 恋愛の極意』(志摩純一)には、以下のような記述があります。
「男は達成感を得るために、瞬発力を感じたい生き物です。仕事に対しても、今日の自分が決めたノルマを、どの程度達成できるかに命をかけているようなところがあります。男性の精神は、達成感の積み重ねで人生を形成しているようなところがあるのです。だから、あなたと会っているときには全力であなたを愛しますし、仕事をしているときには全力で仕事に取り組みます。
それは、すべて、今日の達成感を得るために没頭しているだけのことですから、あなたが心配する必要はまったくありません。ちゃんと心の中には、あなたという存在が、恋人として大切に保存されています。
(中略)
24時間、恋愛にどっぷりつかって生きたいのが女性だとすれば、男性は細切れの充実感に酔っていたいのです。
この男心を冷静に受け止めましょう。
そして、彼の心が自分に戻ってくるまでの時間を、余裕を持って、待ってあげましょう。」
このように、常に恋愛気分を味わっていたい女性に対し、その瞬間を全力で駆け抜けることに快感を覚える男性とでは、テンションに差が生じてしまうこともあるようです。自分と同じくらい恋愛に没頭してくれないからといって、愛されていないと判断するのは早計でしょう。
<参考文献>
『恋愛白書』(てんちむ)
『大好きな彼をかならず手に入れる 恋愛の極意』(志摩 純一)
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