国で過ごし方も変わる?海外のクリスマス事情
アメリカのクリスマスの過ごし方
アメリカのクリスマスは当日よりかなり前に飾り付けが始まります。クリスマスツリーを出す作業を家族総出で行い、いつでも家族が一緒である幸せを大切にするのです。
また、クリスマス当日も家族で過ごし、家庭料理を食べるのが一般的です。当日は家族全員でクリスマスミサへ出向き、あとはゆったりと自宅でお祝いをします。アメリカにおけるクリスマスは、家族のイベントなのです。
ちなみに、クリスマスのイルミネーションの始まりがアメリカというのはご存じでしょうか。電球によるイルミネーションが始まったのは19世紀頃とされています。アメリカのクリスマスは華やかでとても綺麗ですよね。
イタリアのクリスマスの過ごし方
イタリアはカトリックの影響が強い国とされています。そのためクリスマスが終わるのはなんと1月6日なのです。これは、「公現祭」と言われる祝日が関わっているためです。
公現祭とは、「イエス・キリストが異邦人の前に姿を現した日」とされており、この日がクリスマスの終わりの日とされています。イタリアでは、年が明けた後の1月6日まで、街中はクリスマスの飾り付けがされたままなのです。
先に紹介したアメリカとは違い、クリスマスの飾り付けはクリスマスイヴの前の23日に行います。また、24日はクリスマスイヴである事に変わりはなく、夜にイヴをお祝いするようです。
また、イタリアではクリスマスプレゼントを持ってくるのは「魔女のベファーナ」とされています。このベファーナは公現祭に深く関わる人物とされており、現代に至るまでいつまでも言い伝えられている存在でもあります。
ドイツのクリスマスの過ごし方
ドイツのクリスマスと言えばクリスマスマーケットです。煌びやかなイルミネーションにつつまれた広場にところ狭しと店舗が建ち並び、みんなでクリスマスを祝うのです。これは11月下旬頃から毎日開催されます。
また、11月下旬頃からクリスマス当日までをカウントダウンする「アドベント」という期間があります。この期間中は、毎朝プレゼントを貰える夢のような期間なのです。そのためクリスマス当日までは、子供達は毎日いつでもドキドキやわくわくを味わえます。
ドイツのクリスマスも、当日は家族でゆっくり過ごすのが一般的。家族がいつまでも幸せでいられるよう、皆でお祈りをするようです。
オーストラリアのクリスマスの過ごし方
最後は、南半球のオーストラリアのクリスマスを紹介します。南半球という事は、北半球にある日本とは季節が逆になります。
つまり、クリスマス当日のオーストラリアは夏真っ盛り!サンタクロースがサーフィンをしながらやってくるというのは、結構有名ですよね。
真夏のクリスマスでも、ツリーを飾る風習はあります。日本では、ツリーの飾り付けにオレンジや赤などの「暖色系」を使用する事が多いものですが、オーストラリアでは「寒色系」を使用する事がほとんどだそう。これにはやはり「暑い時期だからこそ、少しでも涼しげなイメージになるように」といった意味があるようです。
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