「好きな食べ物は？」モテる女性の答え方はコレ！上手な回答12選 (9/9)

「好きな食べ物」に関する専門家の意見やアドバイス

デートでは、「好きな食べ物」を我慢したほうがいい!?

恋が始まったばかりの男女には、まだまだ遠慮があるもの。デートで食事をする場合にも、好きな食べ物を選ぶより、相手にどう思われるかを優先して考えるケースがあるかもしれません。『一流の男性を引き寄せる恋愛法則幸せな女性がやっているちょっとした習慣39』（いつか）には、以下のような記述があります。

「先日、なかなか面白い場面に遭遇しました。
土曜の午後、喫茶店で原稿を書いていた時のこと。けっこうきれいで服の趣味もいい、知的で上品な感じの女性が入ってきました。歳は二十代半ばから後半といったところで、清潔感漂う魅力的な女性です。

『一番早くできる食べ物は何でしょうか』
彼女はウェイターにそう尋ね、スパゲティ・ナポリタンを注文しました。そして程なく食事がやってくると、ものすごい勢いで食べ始めたのです。

彼女はほんの数分ですべて平らげると、すぐに会計を済ませました。ずいぶん早いお帰りだなと思って見ていると、彼女はなぜか化粧室から戻ってきて、先ほどとは別の席に着きコーヒーをオーダーしたのです。もう私の頭の中は『？』マークだらけ。しばらく唖然としていましたが、また原稿書きに戻りました。

すると間もなく一人の男性が入ってきました。
『もう食事は済んだ？』と座りかけながら言う彼に、彼女はすまして、
『いいえ、まだよ』と涼しげに答えました。
この大嘘つき女め！と私は心の中で叫びましたが、そんな彼女をかわいいとさえ感じました。これから彼とのデートで、彼女がきっと『お上品』な少なめの食事をすることでしょう。
デートの時はボンゴレやペペロンチーノをオーダーしても、一人の時は無性に安っぽいナポリタンをお腹いっぱい食べたくなることってありますよね。なにを隠そう、私がそうですから。

果たして彼女は、気取った嘘つき女でしょうか？いいえ、男性が女性に求めている『生活感のなさ』『気品ある魅力』などを心得て、一生懸命がんばっている、賢い女性なのです。
女性はいつまでもこうであって欲しい、と私は思います。彼女のように、たとえ緊急事態でも生活感を出さない、男性に夢を与える存在であって欲しいのです。なぜなら、それが男女ともに幸せになる道だから。」

このように、意中の男性の前では「いい女」を演じるために、あえて好きな食べ物を我慢する女性もいるようです。交際が長くなるにつれて、自然と素の姿を開示することになるはずなので、恋愛初期のうちは、この程度の緊張感を保っておいたほうがいいのかもしれません。

好きな食べ物をおいしそうに食べる女性はかわいさ倍増!?

好きな男性と一緒に食事した時、緊張して食べ物が喉を通らなかったという経験をしたことがある女性も多いのではないのでしょうか。しかし、おいしそうに食べる女性の姿は、男性にとっては魅力的に映るようです。『甘える技術彼があなたを手放せなくなる魔法甘える技術彼があなたを手放せなくなる魔法』（高野麗子）には、以下のような記述があります。

「居酒屋さんやレストランなどでみんなでごはんを食べるとき。あなたは、率先して何を食べるか決めるポジションか、『何でもいいよ』と誰かに任せるポジションか、どちらでしょうか。

甘え下手な人は、きっと後者になりがちだと思います。というのも、甘えられない人は、空気を読みすぎて、『私の意見を優先させちゃいけない』と考えがちだからです。でも、甘え上手になりたければ、こんなときに自分の好きなものを率先して頼むということを意識してやってみてください。
だって、好きなものを食べているときって、しあわせな気分でおいしそうに食べることができますよね。おいしいおいしいと食べている女性って、男性にはとってもかわいく映るんです。『卵焼き、大好きなの～』とおいしそうに頬張っていれば、今度もっとおいしいお店に連れて行ってあげようかな、なんて思うもの。

たとえ、卵焼きがあまり好きじゃないという人がいたとしても、他のメニューもありますから、全然気にする必要はありません。『でも……』と躊躇してしまう人は、自分に置き換えて考えてみてください。たった1品、自分があまり好きじゃない食べ物があったとして、それを頼んだ人を恨んだり、嫌ったりしますか？　そんな心の狭い人、いませんよね。

もし、その場に『実は卵焼き苦手なんだ』という人がいたら、『じゃあ〇〇さんの分も食べちゃお～』と、喜んで食べてしまえばいいんです。そこで『ごめんなさい』なんて謝られたら、相手も気を使ってしまいますからね。」

お目当ての男性がいない食事会などでも、おいしそうに食べているあなたを見て、好きになってくれる人がいるかもしれません。むやみに遠慮するよりも、おいしそうに食べている女性の方が、誰の目にも好印象ではないでしょうか。頼みたいメニューを聞かれたら、迷わず好きな食べ物を伝えられるようになりたいものです。

＜参考文献＞
『一流の男性を引き寄せる恋愛法則幸せな女性がやっているちょっとした習慣39』（いつか）
『甘える技術彼があなたを手放せなくなる魔法甘える技術彼があなたを手放せなくなる魔法』（高野麗子）