「『あーん』して食べさせる」に関する専門家の意見やアドバイス
「体は大人でも心は子ども」という男性の心理状態
大人になってもいつまでも子どもっぽい男性に、苦々しい思いをしている女性は多いのではないでしょうか。『面白いほどよくわかる!「男」がわかる心理学[女子力アップシリーズ]』(齊藤勇)には、以下のような記述があります。「『少年のような心をもった男性』といえば魅力的ですが、大人の男性に見られる子どもっぽさは受け入れ難い女性も多いことでしょう。嫌なことがあると逃げ出す、投げ出す、体は立派な大人でも、心や行動は自己中心的な子どものままで、社会性のない、社会に適応できない男性の心理状態を称して『ピーターパン・シンドローム』(ピーターパン症候群)といいます。 基本特徴としては12歳から18歳までに、無責任、不安、孤独などの特徴が表れます。18歳から22歳までの間にはナルシシスト男尊女卑思考の特徴も。精神的な病気ではありませんが、対人関係をうまく築けず、職場でも孤立し社会に適応していけないようです。家庭では家族に不満をぶつけ、暴力を振るうケースもあります。原因は明らかではありませんが、家庭環境や家庭内の人間関係の問題でも表れると考えられています。20代になると異常なまでのナルシシズムをもち、不完全な自分を空想で補い現実と向き合うことを避ける傾向にあるのです。 男性は『男は立派でなければ』という社会通念にしばられ、理想と現実の自分の折り合いがつきづらく逃避しやすいのかもしれません。」
このように、男性がいわゆる「ピーターパンシンドローム」に陥る背景には、「男は立派でなければ」という社会通念に対する葛藤があるようです。交際相手の女性に「あーん」をせがむのは、必ずしも「精神的に子どもだから」ではないかもしれませんが、周囲の人への接し方に問題がある男性には、何かあると思ったほうがいいかもしれません。
ひとくちちょうだい!の「あーん」で距離を縮めよう
デート中、意中のカレと距離を縮めるためには、「ひとくちちょうだい」とおねだりする作戦が有効かもしれません。『行動心理学の知見から得た 好きな人を100%沼らせる禁断の恋愛トリック』(にたまご)には、以下のような記述があります。
「デートでお店に入って楽しく乾杯~彼はビールをゴクゴク……。『さあ、なに話そっかな~♡』っていうとき、絶対に忘れたくないひと言がこれ。
『ねえねえ、ちょっとそれ味見してもいい?』
これ、『ベタすぎる!』って言われるけど、ベタだからこそ押さえておきたいんだよね。てか、みんなちゃんとできてる?実は、やってなくない?
他にも『これ、飲んだことなくって~』とか『それ、どんな味だっけ?』って持ちかけてもOK。まぁ、相手が極度の潔癖だったら裏目に出るので(笑)、そのあたりは様子をうかがいながらやってみてね♪」
このように、「ひとくちちょうだい」と「あーん」するのは、心理的な距離を縮めるのに効果的な作戦のようです。自分からおねだりするだけでなく、相手にせがまれた場合にも、親密な雰囲気が高まるのではないでしょうか。
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