「おとなしい女性の恋愛」に関する専門家の意見やアドバイス
おとなしい女性にお勧めなのは「グループ交際」
おとなしい女性は、よく知らない人と一対一で接することに抵抗があるかもしれません。男性とお付き合いするなら、最初はグループ交際からスタートすると、打ち解けやすいでしょう。『図解 身近にあふれる「男と女の心理学」が3時間でわかる本』(内藤誼人)には、以下のような記述があります。
「シャイな人は、自分1人で見知らぬ場所に出かけるということはしません。友達が一緒についてきてくれないと、1人では出向く勇気が持てないからです。
心理学の言葉で、『社会的代理人仮説』というものがあります。シャイな人は、代理人(友人)がいないと、社交的な場には出かけることができないという仮説です。
(中略)
こういった人は、『友達が一緒なら行きます』『友達が来ないなら、私も行きません』と考える傾向があります。これがシャイな人の行動です。
◎シャイな人をデートに誘う方法
したがって、もしシャイな女性をデートに誘うのであれば、いきなり一対一でどこかに出かけようというのは難しいでしょう。
こんなときは、相手の不安を軽減してあげるためにも、『お友達の〇〇ちゃんも誘っていいよ』と言ってあげるのがコツです。そういう『代理人』がいてくれれば、彼女も安心して来てくれるはずです。
もしかすると、『それではちっとも面白くない』と思われるかもしれませんね。でも別にずっと永遠にそうしろと言っているわけではありません。
最初の何回かはグループでデートしていれば、そのうちシャイな女の子も、少しずつ心を開いてくれるようになります。親しみも感じてくれるでしょう。ある程度、打ち解けた関係になってからであれば、2人きりでデートできるようになります。それまでほんのちょっぴり我慢するだけです。
このようにシャイな女の子といきなり2人きりでデートするのは、彼女にとってハードルが高すぎます。そんなムリなお願いをして断られるくらいなら、他の友達を連れてきてもいいので、まずはグループでの交際からスタートしたほうが、回り道のように見えて、結局は近道だったりするのです。」
おとなしい女性の恋愛は、一筋縄ではいかないようです。シャイな自覚がある人は、友達の助けを借りると恋がうまく進むかもしれません。
おとなしい女性が会話に加わるための一工夫
おとなしい女性は、大勢で会話をしている輪に入るのが苦手でしょう。人見知りで口下手な人が合コンなどに参加する場合、どうすれば男性の目に留まるのでしょうか。『モテれ。エロ可愛い女の知恵袋』(春乃れぃ)には、以下のような記述があります。
「会話が下手でも、モテる方法。
『うなずき上手』でいきましょう。
ただ単に、首を立てにコクコクと振るだけではモテません。
表情と手の動きをプラスさせて、うなずき上手になりましょう。(中略)
まず、これだけは覚えておいてください。
男の人は、
◆クルクルと表情が変わる女の人が好き。
◆自分の話を真剣に聞いてくれる女の人が好き。
さて、ではモテる『うなずき』の方法について。
◆驚きを表す―目を見開き、手を口元へ。
◆うれしさ、楽しさを表す―口元には笑み。目は彼をジッと見て、うなずく間隔を早くする(話の続きをせかすように)。両手は胸の前で軽く握り合わせる。
◆悲しみを表す―彼の目を見つめながら眉間に軽くシワを寄せ、しぶしぶといった感じでうなずく。口元はわざと口角が下がるように結ぶ。そして”左手で心臓の辺りを軽くつまんで”話を聞く。
◆怒りを表す―うなずきを比較的ゆっくりと、深めにする。彼の目を5秒見つめたら、5秒はずして考える(怒っている)風なポージングをする。
おすすめなのは、この4つです。
彼の話を聞いて、驚く、楽しむ。悲しい話には一緒に悲しんでいるようなうなずき、怒ってしまうような話には、一緒に怒っているように見えるうなずきを返す。
『真剣に俺の話を聞いてくれている』と、手ごたえを感じるうなずきは、打てば響くような会話のキャッチボールよりも、上方演芸賞をとれそうなツッコミよりも、刑事も舌を巻くような誘導尋問よりも、男心を癒したり、安心させたり、自尊心を満足させることができます。」
自分から発言することが苦手なおとなしい女性が好印象を残すには、「うなずき方」に感情を込めるといいようです。「ちゃんと話を聞いている感」を演出できれば、賑やかな場で浮くこともなくなるでしょう。
<参考文献>
『図解 身近にあふれる「男と女の心理学」が3時間でわかる本』(内藤誼人)
『モテれ。 エロ可愛い女の知恵袋』(春乃れぃ)
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