実家に帰りたい…ホームシックになる原因とは?
引っ越し先に知り合いがいない
地元の友人は、子供の頃からの付き合いで自分のことを知り尽くしてくれています。お互いが気を使わずに接することができます。引っ越し先で友人を作ろうとしても、いきなり意気投合することは珍しく、深い仲になるのにも時間がかかります。地元のように気心知れた人間がたくさんいる状況ではないのです。
相談できる相手もいない、休日をともに過ごす相手もいない、困った時に頼れそうな相手もいない、これではホームシックにかかってしまっても無理はありません。気を許せそうな友人に出会える日を、焦らず気長に待ちましょう。
一人でいることの孤独感
誰しも「一人になりたい」と思うことはありますが、かといってずっと一人の状態が続くと、それはそれで寂しくなってしまうもの。他者から認められていないような、必要とされていないような気になって、惨めに感じてしまうこともあります。体調が悪くても自分で何とかしなくてはならず、常に孤独感でいっぱいになってしまうのです。
新生活に適応できない焦り
就職や転職、入学や転校により、住む場所、働く場所、交友関係などすべての環境が変わってしまうと、なかなかすぐに新生活になじむことはできません。特にずっと地元で育ってきたのに、就職で遠くに引っ越すことになった場合は大変です。社会人になるのも初めて、働くのも初めて、住む場所も初めて、自炊も初めてとなると、心理的負担は大きいでしょう。
「新生活に早く慣れないと!」という焦りと「なかなか新生活に慣れることができない」という現実の間で悩まされてしまうのです。ホームシックを早めに克服しないと、心理的な負担がどんどん大きくなってしまうので、注意しておきたいですね。
仕事が上手くいかない
新入社員のうちは仕事を覚えるのに必死ですから、仕事に慣れるまでに時間がかかってしまうのは仕方のないことです。しかし、仕事に慣れていない状況の中、上司や先輩と上手くやり取りができない、同期ともなかなか馴染めないとなると、心のやり場がなくなって「楽しかった故郷に帰りたい」「仕事から逃げ出したい」とホームシックになってしまうでしょう。
仕事さえ上手くいけば何とかなるという状況なら、職場で相談できる人を見つけることをおすすめします。
理想と現実の差についていけない
誰でも新生活前は「こんな生活がしたい」「そこの土地に早く慣れたい」「友人をたくさん作ってプライベートも充実させたい」など、期待に胸を膨らませることでしょう。しかし、現実は甘くありません。思っていた以上に仕事が忙しい、仕事が難しい、上司や先輩との関係を築きにくい、生活に追われてプライベートまで気が回らないなど、悩まされることも多いのです。
このように自分が思い描いていた夢と、厳しい現実の差に気持ちがおいつかないことも、ホームシックになる原因のひとつです。
実家にいたころと比較してしまう
人生において一番楽しかった時期はいつでしょうか。高校時代が楽しかった、大学時代が楽しかったというように、人生には「あの時が一番楽しかった」「幸せだった」という時代があるはずです。新生活が始まり、物事が上手くいかなくなると「実家での生活の方が楽しかった」と思ってホームシックになるケースは珍しくありません。
人生には良い時期と悪い時期が必ずあります。今だけを見て悲観的になるのはもったいないですね。「あの時は辛かったけど、実家を出て良かった」と思える日まで、過去を振り返ることなく前に進んでいきましょう。
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