ホームシックの具体的な症状とは?
実家に帰りたいと思う
実家にいた頃は、理解のある両親や仲の良い兄弟がいて、部屋は掃除が行き届き、自分で準備しなくても勝手に食事が出てくるなど、とても居心地が良かったでしょう。遠く離れて一人暮らしとなると、すべてを自分でしなくはなりません。新生活に慣れるために学校や職場で努力しているのに、家に帰ってから毎日の家事も自分がすることになるのです。
料理をしても実家の味にならずに「お母さんのご飯が食べたい」と帰りたくなってしまうのですね。自分一人で自立しなくてはならない焦りと、上手くできない自分への歯がゆさでホームシックになってしまうのでしょう。
家にいると寂しい
実家にいる頃は、家に帰ると「おかえり」と出迎えてくれる家族がいて、一緒に食事をし、一緒にテレビを見て、時にはケンカをしながら会話をしていたはずです。それが今では、誰もいない部屋に帰り、一人で食事や家事をして一人で寝る毎日を過ごしているのです。この落差に戸惑い、寂しい気持ちになってホームシックにかかってしまうのでしょう。
悲観的になる
家族と住んでいると「常に誰かがいる」という安心感を無意識に感じ取っているはずです。それに対し、一人暮らしをしていると、家族のいない不安感や一人ぼっちの寂しさが原因で悲観的になることがあります。物事を考えすぎて夜も寝付けなくなり、余計に疲れが溜まってしまう場合も。
家族がいないことで、一人で悩みを抱え続けて悶々としてしまうことで、どんどん悲観的な感情が膨らんでしまうでしょう。
やる気がなくなる
ホームシックにかかってしまうと、やる気が湧かずに何もしなくなってしまうことも多いです。「どうせ一人だし」と外出する気も無くなり、だからと言って家にいても孤独感はぬぐえず、テレビを見ることですら嫌になってしまうこともあるでしょう。
何をしても楽しくない、だから何もしたくないと感じてしまうのなら、ホームシックを疑った方が良さそうです。
食欲が増減する
ホームシックが原因で、食欲に大きな影響が出ることがあります。寂しさゆえに元気がなくなり、食欲が起こらない。逆に、寂しい気持ちをカバーしようとして暴飲暴食してしまうなど、食生活が大きく乱れてしまうのです。
食事は人間の生活において非常に重要であり、毎日の健康は食事にかかっていると言っても過言ではありません。食事を作る気力がなくなり、栄養が偏りがちなインスタント食品やコンビニ弁当を毎日食べたり、寂しさをカバーしようとファストフードやスイーツを食べ続けたりしていませんか。
不健康になってしまっては、ホームシックを克服するのは困難です。食生活が乱れないように手を打ちましょう。
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