恩着せがましい人への効果的な対処法とは?
では、恩着せがましい人と上手く付き合っていくためにはどうしたらいいのでしょうか。彼らの性格、行動の傾向、心理をもとに、その対処法をご紹介していきます。
日常的に感謝を伝える
恩着せがましい人の心理には「認めてもらいたい」という欲求があります。そこで、何かをしてもらうたびに感謝を伝えると、自分を認めてくれていると認識します。そうすれば、あとから恩を回収して自分が認められている事を確認する必要がありません。
何かをしてもらったら即座に感謝を伝えましょう。「いつもありがとうございます」と要所要所で言っておくと効果的です。
適度な距離感を保つ
恩着せがましい人のターゲットにならない、というのも有効な作戦です。
具体的には、恩着せがましい人にお願い事をしない、必要以上に親しくしない、借りを作りそうなことを断る、などです。周囲からしたらなかなか冷たい人間に見えるかもしれませんが、恩着せがましい人の射程に入るよりはマシでしょう。
どうしても借りを作らなければならない場合は、すぐに借りを返すことで関係をクリーンにしていきましょう。
相手を褒める
恩着せがましい人が持つ強い「承認欲求」を上手に利用してしまうのも手です。感謝を伝えるだけでなく、褒めちぎって承認欲求をこれでもかと満たしてあげると、逆に強い味方になってくれることもあります。
「さすがです」「〇〇さんにはかないませんね」「やっぱり〇〇さんじゃなきゃダメですね」など、持ち上げておきましょう。そうすると相手の承認欲求はもちろん満たされますし、さらに進んで、見返りを求めずにいろいろとやってくれるようになります。
何もお返しできないことを伝える
恩着せがましい人は、恩を売って、その恩の見返りを回収することで自分が認められたと実感します。であれば、恩を売られた直後、または売られる前に「お返しはできない」とはっきり伝えるのも有効です。
伝える時には、その相手との関係性を十分考慮してください。相手と距離感が近いなら率直に伝えてもいいでしょう。それほど近しくない場合や、相手が目上の立場である場合は、「そんな親切なことをしてもらっても、いまの自分では何もお返しできないと思います」などと相手を立て、へりくだって伝えると、納得してもらえるでしょう。
何を言われても動じない
恩着せがましい人には、他人の話を聞かない面もあります。そして「恩は返せない」と伝えると、自分は損をさせられると焦り、感情的になります。ですが、そこで折れてはいけません。
借りを作る前であれば、恩を返せと言われる筋合いはありません。また借りを作ってしまった後であっても、その見返りは本人が決めることなので、強要されることはナンセンスです。問い詰められることに何ら正当性はないので、自信を持って接しましょう。
この対処法はメンタルの強さが必要となるため、自信がない場合は無理をしないほうがいいでしょう。
第三者から言ってもらう
恩着せがましい人に「借りは返せない」と伝えるのは大変なことです。相手がこちらと対等な立場ならまだしも、先輩など立場が上の人ならば、正直に伝えるのはなかなか難しいことも。
そんな時は、上司やもっと上の先輩などの第三者に仲裁してもらいましょう。恩着せがましい人は周りが見えていないため、周囲の人間から説得力のある言葉を投げかけられると、予想外の事態を前に脆くなる傾向があります。ぜひ、信頼できる人物に協力をお願いしましょう。
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