怒らない人の心理&怒らない理由とは?
楽観的に考えている
楽観的に考える人は、まず「相手が自分を嫌っている」「相手が自分に文句がある」「相手が自分をバカにしている」とは全く思いません。そもそも、相手が自分に対して不満に思っていることがよく分かっていないのですから、怒りが湧くことはないのです。
また、困難があっても「どうにかなる」と前向きでいられるので、イライラせずに落ち着いて対応することができます。しかしあまりに楽観的すぎると、本人ではなく周囲がイライラしてしまいかねません。そのあたりをしっかり意識して行動するようにしましょう。
人に期待していない
夫婦関係を例にとりましょう。自分が体調が悪くて寝ている場合「夫がフォローしてくれると期待していたら、まったく役に立たずに余計イライラした」という話を聞いたことがありませんか。
姑に対する遠回しな言葉が伝わらず「察してくれるはずと思っていたのに全然分かっていない。迷惑だ」ということもよくある話ですね。このように相手に期待してしまうと、思い通りにならなかった場合イライラしてしまうのです。問題が起こった時、相手に解決してほしいと期待するのではなく、自分で解決するようにするとイライラすることが減っていくでしょう。
面倒くさい
怒らない人は、ただ単に「優しい」「温和」なだけではないのです。人と争うことには体力が要り、そして気力が要ります。しかし、体力も気力も使ったところで相手が自分を受け入れてくれるとは限らず「面倒なことになるくらいなら我慢した方がマシ」という心理から怒らない人もいるのです。
意見を言ってぶつかり合うほど相手に期待をしておらず、それならいっそ、流して穏便に事を済ませたいという心理が働いているのでしょう。
リスクを冒したくない
相手に意見を言ったり、怒ったりしたところで自分の思いが伝わるとは限りません。それどころか、余計に相手が怒ってきたりすることも想定されます。相手が上司や義父母である場合、立場上、意見を言うほどリスクを伴うのですから、時に我慢も必要なのですね。
自分の感情をぶつけるという行為には、時にリスクを伴います。リスクをふまえて、意見をぶつける価値があるのかと考えた時、「そこまでの価値ではない」または「本当はぶつかり合ってでも解決したいが自分に不利になるのが心配だ」という心理が働いてしまうのでしょう。
怒りでは解決しないと分かっている
人生にはトラブルがつきものであり、仕事でも交友関係でもそれは同じです。しかし怒らない人は「怒ることでは解決しない」ということが分かっています。怒りで物事が良い方向に向かうなら、世の中みんな怒っていることでしょう。怒り以外の方法で、解決方法を模索しようという心理が働いていることが分かります。
自分に自信がない
怒らない人の中には、自分の本当の意見を口に出して言うことができない人もいます。「言い返されるのでは」「不利な状況に立たされるのでは」「周囲から孤立するのでは」という心理が働き、怒ることができません。すべては、自分に自信がないことが原因です。
このタイプの人は限界まで我慢してしまうため、尋常ではないストレスを抱えがちです。周囲に相談するなどして、解決方法を模索することが大切だと言えるでしょう。
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