物に当たる人との上手な接し方《親子編》
相手が親である場合と子供である場合、それぞれで対処法が違ってきます。大切な家族との絆に傷がつかないよう、するべきことを学びましょう。
子供を否定せず時間をかけて対応する
生まれつき物に当たる性格の人はいません。子供なのに物に当たるタイプである場合、親の背中を見て育っているケースがほとんどですので、まず自分たちの日頃の行いを振り返ってみましょう。それでも自分たちは物に当たることはないと思うのなら、子供の周囲、例えば子供の友人たちに影響されている可能性もあります。
ただ頭ごなしに注意しても「他の子はしているのに何が悪い」と余計に怒らせてしまうこともあり得ますので、ここは落ち着いて時間をかけて話し合いましょう。「なぜこのようなことをするのか」「物に当たることで得られるものはない」ということをきっちり話し合い、本人に理解させましょう。
気にしないようにする
物に当たる相手が親である場合、家庭内での立場上、子どもとしてはとても辛いものになるでしょう。物に当たるタイプの親に対して、子供が批判的な意見を述べたところで伝わりませんし、それどころか逆ギレされる可能性も否定できません。物に当たるタイプの親である場合、当たらず触らず気にしないようにすることが賢明です。
それでも辛く感じる場合は、周囲の大人に助けを求めるようにしましょう。
あまりひどい場合は精神科へ相談する
子供が物に当たる場合、ゴミ箱を蹴飛ばすレベルにとどまらず、ガラスを割ったり戸を破壊したりすることもあります。こうなってくると、何かの疾患が背景にあったり、思春期ならではのストレスで精神不安定になっている可能性も考えられます。
無理をせずに、精神科や心療内科へ相談することも選択肢の1つだと知っておいてくださいね。
接し方を見直す
家の中で物に当たる子供は、意外に外面が良くて学校では大人しかったりするものです。家で物に当たる場合、家庭への不満があるかどうかを考えてみましょう。過干渉や愛情不足になっていないでしょうか。思春期は自分の感情をコントロールすることが難しく、本人も戸惑っていたりするものです。
そんな時に、過干渉でお節介ばかりされてはストレスが溜まってしまいますし、愛情が足りない場合は「試し行為」に走ったりすることもあり得ます。子供への接し方が間違っていないかよく考え直してみましょう。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!