「引き寄せノート」に関する専門家の意見やアドバイス
「なりたい自分」になるための判断軸を作る
人生には選択を迫られる場面が数多くあります。そんなとき、ぶれずに判断を下すためには、しっかりとした「自分の軸」を持っておきたいところです。『オトナの決断力 恋愛、仕事、人間関係、欲しいものを手に入れる!』(岡山里香)には、以下のような記述があります。
「この本は『決断力』についての本ですが、たとえ優柔不断であっても『優柔不断な自分を受け入れている』とするならば、それはそれでいいことだと思います。『優柔不断』とは裏を返せば、状況に柔軟だったり、協調性があったりと、いいこともあるので、悩むよりは、そんな自分を受入れ、長所に目を向けるのがよいでしょう。
そうは言っても決めなくてはいけないことについては、判断する上でのポイント、つまり判断軸を決めておくのが有効です。判断軸の養い方のステップは、次の通りです。
(1)『自分はどうしたいのか』考える。
(2)(1)を実現するには、『どんな選択をすべきか』を考える。
(3)実行する。
(3)は単純に実行するという意味もありますが、他に『繰り返す』、『うまくいったか失敗したか検証し、次に活かす』という意味もあります。このトレーニングを繰り返し行うことで、だんだん早く的確な決断ができるようになるでしょう。『決断』というのはえいやっと即決することではなく、自分の軸に即して適切な判断と行動をすることなのですから。」
このように、判断軸を養うには、「自分はどうしたいのか」を考え、そのためにはどんな選択をすべきか精査し、実行と結果検証を繰り返すことが有効なようです。これらのステップを書き出していくと、思考がより明確になるでしょう。また、ノートを定期的に振り返るようにすると、同じ失敗を防ぐことができるかもしれません。
自分を見つめ直すための「引き寄せノート」
なりたい自分に近づくためには、己をきちんと知ることが大切です。可能性の芽を摘まないように、本当になりたかった自分を思い出すと、新しい道が拓けるかもしれません。『雰囲気がいい人のやっていること』(浦郷栄二)には、以下のような記述があります。
「『自分はこれが好きなんだ、こうなりたいんだ!』という感覚を思い出して、大人になるまでにくっつけてきた、自由な思考を妨げる『足かせ』から自由になってください。
私たちはだんだんと世界を知るにつれ、『理系が苦手だからムリ』『経済的に難しい』『家柄が違う』『あの人ほどできない』などと現実的になっていきます。
そして、自分で夢にNGを出していき、『なりたいもの』が『実現可能なもの』に変わっていくのではないでしょうか。
もう一度『情熱の源泉』を見つめ直してみてください。
子どもの頃に抱いた夢は、あなたが本当に好きで、『何にでもなれるなら、なりたい』と思った存在。それこそが『理想像』の核になるものだと思います。」
成長するにつれて世界を知り、子どもの頃に描いていた夢が現実的ではないと感じ始める人も多いでしょう。とはいえ、情熱を失った人生はつまらないものです。そんなときは、「引き寄せノート」を作り、ささやかな願望から幼い頃に思い描いていた夢まで、大小構わず実現したいことを書き出してみるといいかもしれません。
<参考文献>
『オトナの決断力 恋愛、仕事、人間関係、欲しいものを手に入れる!』(岡山里香)
『雰囲気がいい人のやっていること』(浦郷栄二)
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