中間子の性格的特徴が生まれる要因とは?
その性格が形成された要因は「中間子だから」と言ってしまえば簡単ですが、具体的に、中間子の人たちが置かれてきた環境とはどのようなものなのでしょうか?
続いては、中間子の性格が形成される「要因」について掘り下げていきましょう。
妹、弟でも兄、姉でもある立場
中間子の人にとって、人の喧嘩を仲裁するのは昔から慣れている作業です。兄弟(姉妹)同士を調整することはもちろんですが、時には親に対して反抗期を迎えた長子の心のフォローをすることもあります。
さらに、親の言うことを聞かない末子を優しくなだめることもあります。そして親に対しても第三者的な視点から助言することも。
このように、その場に応じて立場を変えられるのは、育ってきた環境の中で自然と身についた中間子ゆえの性格と言えるでしょう。
なかなか親を独り占めできない
3兄弟(3姉妹または混合)の場合、親と接する時間が一番短いのが中間子です。親の関心を独り占めすることがなかなかできないので、家庭での役割は「調整役」となることが多い傾向にあります。
その役割ゆえに親に甘えることが苦手となり、大人になってからはお互いが気を使い合い、どこかぎくしゃくした親子関係になってしまうことも少なくありません。
そうなってしまうのは、親との時間が兄弟(姉妹)の中で圧倒的に少なかったことで、親とどう接すればいいのか分からないことが原因のひとつなのかもしれません。そのため中間子の中には、「親のことが苦手」と感じている人もいるようです。
自己完結が多い
何かを決める時にも自己完結することが多いのが中間子の特徴です。親は末子の世話で忙しく、長子は勉強や部活に忙しい。中間子はそんな家族と遊ぶ余裕がない環境で育っていきます。そのため、ひとりで考え、結論を出すことが得意になるのです。
その結果自分一人で楽しめる趣味も数多く持ち、ひとりで行動することを苦とは思わなくなります。
自由をこよなく愛す
立場上、我慢や制約があるということが多いのも中間子の特徴の一つです。中間子以外の人より強く自由を愛する傾向があるのも、普段から我慢をしたり、制約がある中間子だからこそ。
そのため大人になってから、突然ふらりと一人旅に出てのんびりしたり、ひとりで散歩に出かけたりして自由な時間を満喫して、リフレッシュする人が多いです。
中間子の特徴として、寂しがる部分もありますが、寂しさを前面に押し出すことはしません。ひとりの自由な時間は、心を落ち着かせ、自分の立場を受け入れるための時間ですので、中間子にとってはとても重要で貴重な時間といえるでしょう。
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