「男性の射精」と「女性のイク」の違いとは?
快感を感じる時間
男性の射精の感覚は、女性の「イク」という感覚に比べて短時間かつ鋭いものです。女性の「イク」という快感は緩やかな波のように訪れて、ゆるやかに下っていきますが、男性の射精は一気に上り詰めて、一気に下っていきます。
快感の波をグラフで表すと、まるで打ち上げロケットのようです。波の訪れが鋭くて高い分、射精の瞬間の快感は強いものがあるのでしょう。女性とはセックスでの快感の感じ方が異なるのも無理はありません。
また女性の「イク」という感覚が長時間続くのに対して、男性の射精の快感は射精後すぐに消えてなくなります。女性が長くセックスを楽しみたい場合、男性があっという間に射精してしまうと女性の方に不満が残るといったことも。
男性には賢者タイムがある
男性の射精の快感は、一気に訪れてそして一気に下降していきます。一気に性欲が減退していく原因は、射精の後に分泌されるホルモンにありますが、このホルモンの働きにより性欲とともにやる気も失われます。
射精をした後は何も考えられない、このような状態をいわゆる「賢者タイム」と呼ぶ人も。賢者タイムに入ってしまった男性は、一気にセックスへの興味をなくして修行僧のようになってしまうのです。
このような「賢者タイム」に入ってしまうと、女性がまだまだやる気でも男性がやる気を出すのは不可能です。セックスの時間を長く楽しみたいのであれば、賢者タイムはセックスの最後まで取っておくと良いのかもしれません。
尿道を通る快感を得られる
男性の精液は尿道を通って射精される仕組みです。女性の精液は膣から分泌されますが、男性の精液は尿道を経由します。尿道を一気に精液がのぼっていくとき、男性にしかわからない気持ち良さを感じるのだそうです。
また射精は筋肉の働きで起きる現象です。筋肉の働きがしっかりしているほど強い射精が起き、快感が高まります。興奮しているほど尿道に強い勢いで精液が流れるので、より強い快感を得ることができるのだとか。
また尿道に精液が蓄えられるとき、前立腺も刺激され快感につながります。尿道に精液が流れるといいうのが、男性の「イク」ということである射精独自の感覚なのでしょう。
セックスが激しいほど賢者タイムが強い
強い快感を伴うセックスをすると、男性の中に放出される数々のホルモンの分泌量も増加します。ホルモンの分泌量が増加することで、セックスの快感を強く感じることができる一方、射精後の賢者タイムの度合も強くなるのです。
賢者タイムの度合が強いほど、男性はぼんやりとして何もできなくなります。セックスの後に男性に理性的にふるまってほしい場合は、快感の強すぎるセックスはしない方が良いかもしれません。
とは言え、強い賢者タイムが訪れるほど、パートナーとの絆を感じやすい傾向があるとも言われています。それは絆を強める効果が期待できる「オキシトシン」といいうホルモンが大量に分泌されることが原因とされているのですが、こればっかりは女性がどうこうしようがないので難しいところですね。
オーガズムの回数
男性は射精をすると精液が噴出しますが、この精液は短時間に何度も出せるものではありません。一日に何度も射精をする男性はもちろんいますが、少なくとも数時間程度の間隔をあけるのが通常です。
一方で女性は短時間の間に何度も絶頂に達することができる人がいます。体質にもよりますが、何度もイク人や一度イッたらイキっぱなしというタイプもいるのです。これが男女の「イク」の大きな違いと言えるでしょう。
一日に複数回セックスをした際「一回戦」などという表現をしますが、ほとんどの場合は男性の射精一回に対して一回戦ずつカウントするのが通常です。そして数時間空けてまたもう一回戦…となる訳です。女性の絶頂一回につき一回戦と表現しないのは、男性は短期間で繰り返し射精ができないため、挿入に至るセックスはどうしても男性基準になるからと言えるでしょう。
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