「純粋な女性」は男性にモテる？ピュアな女性の特徴＆恋愛傾向

素直に感情を口にする純粋さは、男性の心を惹きつける

感情表現が豊かで、飾り気のない笑顔を見せられる女性は、男性の心を惹きつけてやまないようです。『なぜか惹かれる、色気の理由』（真島 あみ）には、以下のような記述があります。

「女としての意識の高さに、ふとした『ピュア』が加わると、パートナーはいつもあなたから目を離せなくなります。
たとえば、時折みせるとびきりの笑顔。仕事ができて、見た目も完璧な女性がふとした瞬間に見せる、心からの笑顔にドキッとしたことはありませんか？　常にニコニコしているのではないからこそ、その抜けた感じに親しみを覚え、より一層魅力を感じるのです。

カップルは長い時間を一緒に過ごしていると、相手がしてくれることや言葉が当たり前になっていきます。知らないうちに無表情になる時間が増えていませんか？よくいえば、お互いを信頼しているという証でもあるのですが、マンネリにもなりやすいものです。彼の行動が素敵だなと思った時、歯を見せるほどの、とびきりの笑顔を見せてみましょう。

そして、パートナーを褒めること。媚びない姿勢は必要ですが、自分の心が動いたものを褒めることは純粋な感情を表すものです。感情を素直に口にするピュアさは、相手にとって予測ができない、うれしいサプライズを与え続けることになり、パートナーの心を捉えて離さないのです。」

このように、喜怒哀楽の「喜」や「楽」の感情を素直に見せられる女性は、いつまでも男性の心をつかんで離さないようです。付き合いが長くなると、無表情になる時間が増えてしまうものですが、関係のマンネリ化を防ぐためにも、ときにはとびきりの笑顔を見せましょう。

ありのままの自分をさらけ出すことで、絆はもっと深まる

感情を表すのが苦手な人は少なくありません。また、彼氏の前ではつい自分を取り繕ってしまうこともあるでしょう。しかし、二人の交際を長続きさせたければ、ありのままの自分をさらけ出すことが求められるようです。『愛する気持ち、愛されたい気持ちの伝え方―「好きな人」ともっと気持ちが通じあう本』（吉元由美）には、以下のような記述があります。

「恋をしているといろいろな感情を味わう。うれしい、楽しい、淋しい、そして悲しい。恋はまさに感情の宝庫。恋人の言葉や仕草ひとつで天国も地獄も感じている。自分の中にあるのに、感情というのは自分で創りだそうとして創りだせるものではない。感情は理性など簡単にノックアウトしてしまう大きなうねりのよう。ものすごいエネルギーだ。使い方ひとつでいかようにもなる。

ところが日本人という国民性だろうか。感情、感情的という言葉には、熱しやすく冷めやすいというニュアンスが混じって聞こえてくる。どちらかというと否定的な印象がある。だからだろうか、自分の感情を抑え込み、理性だけで物事を乗り越えようとする人が多い。

また自分の感情を表現できない人がいる。うれしい、楽しい、という感情は表すことができても、むずかしいのは淋しさや悲しみ、そして怒りの表現だ。なぜ感情を表すことが下手になってしまったのだろう。たぶんこれは過去の何かしらの体験によるところがあるかもしれない。あるいは自分の気持ちを素直に表しすぎたために、かえって反発を持たれてしまったようなことがあったのかもしれない。自分の感情を表現したことで傷ついたり、家族関係、人間関係の中で感情を表現できないような雰囲気があったのかもしれない。

（中略）

とても朗らかで人気のある女性がいた。彼女の恋人はさぞ楽しいだろうと、誰もが想像していた。ところが彼女が人気者で、まわりに人が集まれば集まるほど、彼は孤独になっていった。彼の繊細な気持ちを彼女は解す暇がなかったのだ。彼は彼女に別れを告げようとした。彼女はあまりに突然のことでパニックになり、彼の前で取り乱して泣いた。そのときに彼の孤独だった心は溶けていくような感じがしたという。彼は、彼女が泣くのを始めて見たのだった。
初めて自分に心を許してくれたことで、彼女の人間らしい一面を見たのだろう。笑い顔もかわいいけれど、泣き顔も素敵だったという。その言葉を聞いた彼女は、彼の前で泣いてもいいことにほっとしたらしい。

表情が豊かな女性は美しい。同性から見ても素敵だし、恋人以外の男性から見ても素敵に映ることだろう。無感情ということは、心に表情がまったくないということだ。心に表情のない人が、どんなに顔の表情を作ったとしてもそれは本当の表情ではない。きっといつか行き詰ってしまうのではないだろうか。」

このように、飾り気のない純粋な女性は、彼氏はもちろん、恋人以外の男性から見ても魅力的に映るようです。嘘偽りのないありのままの自分をさらけ出すことで、彼氏との絆はさらに深まるに違いありません。

＜参考文献＞
『なぜか惹かれる、色気の理由』（真島 あみ）
『愛する気持ち、愛されたい気持ちの伝え方―「好きな人」ともっと気持ちが通じあう本』（吉元由美）