「フェザータッチ」に関する専門家の意見やアドバイス
フェザータッチの効果とは?
フェザーとは羽根のこと。羽根で撫でるように肌に触れる「フェザータッチ」は、セックスの際の技巧として知られているようです。「フェザータッチ」には、いったいどのような効果があるのでしょうか。男性のために書かれた恋愛指南書『スローセックス実践入門――真実の愛を育むために』(アダム徳永)には、以下のような記述があります。
「そもそも、女性の『くすぐったい』を、ダメな反応のように思ってしまうことが間違いの始まりです。『くすぐったい』は、皮膚への刺激が脳にちゃんと伝わっている証拠で、『気持ちいい』に変化する前の段階なのです。私は、このような女性と出会うと、内心『しめた!!』と思います。
(中略)
『くすぐったい』に限らず、何かしらの反応があるということ自体が、『気持ちいい』の登山口です。
(注目)
しかしながら、女性が嫌がっているのに、『くすぐったいところは、性感帯の卵なんだから』と、ごり押ししてはいけません。それは逆効果になるだけ。恋愛と同じで、性感帯の攻略も押し引きが大切なポイントです。
女性がくすぐったがる原因は、皮膚の過敏さに対して、それを受信する脳の準備がまだ整っていないことによるアンバランスさによるものです。わかりやすくいえば、エッチモードに入っていないために、”性感帯の卵”が卵のままということです。女性をエッチモードに移行させるためには、導入としてまず、リラックス状態にしなければいけません。」
このように、「くすぐったい」という感覚は、「気持ちいい」に変化する一歩手前の段階のようです。とはいえ、受け手が嫌がるようでは意味がないので、お互いにリラックスしてエッチな気分を高めておくのが先決でしょう。
エッチな気分を高めるタッチの技法とは?
くすぐったいと感じるくらいの触れ方をフェザータッチと呼びますが、これについてさらにオリジナルの技を追求する本もあるようです。男性のために書かれた恋愛指南書『最高の快感に達する「スローセックス」の教科書:すべての女性が「感激する」理由85』(アダム徳永)には、以下のような記述があります。
「いよいよ、スローセックスの根幹をなす愛撫法であり、私の代名詞的テクニックである”アダムタッチ”をご説明したいと思います。
アダムタッチとは単に女性をイカせるためだけの単純なテクニックではありません。
私がなぜ世間で”オーガズム伝道師”と呼ばれ、すべての女性を官能させられるようになったのか。それは、私が女体に秘められた官能の謎を解明し、その扉を開けるためのテクニックを発見したからです。
それがこの”アダムタッチ”。アダムタッチとはひと言でいえば、『利き手の五本の指で、女性の肌に触れるか触れないかのタッチ圧で撫でていく』愛撫法です。そのすばらしい効果を、順を追って、ご紹介しましょう。
(中略)
女性はその淡い刺激に心もカラダもリラックスさせて、『ふぅぅん……』といった心地よさそうな声をあげます。愛撫を続けているうちに、いつの間にかエッチモードへストンと落ちていき、いつしかあえぎ声になっているはずです。
アダムタッチはセックスの最重要事項、”リラックスモードからエッチモードへのシフト”という過程を確実に実現します。」
この本で紹介されているテクニックは、男性のみならず、女性も試す価値があるでしょう。リラックスしている状態で、男性にこのようなタッチをすると、さりげなくエッチに誘うことができるのではないでしょうか。
<参考文献>
『スローセックス実践入門――真実の愛を育むために』(アダム徳永)
『最高の快感に達する「スローセックス」の教科書:すべての女性が「感激する」理由85』(アダム徳永)
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