「振ったことを後悔」に関する専門家の意見やアドバイス
振っても悲しい、別れを切り出す側の心理
「失恋」と言えば、どうしても振られた側が悲しみ、それを引きずる印象があるでしょう。しかし、振った側も後悔して、辛さを味わっている可能性があります。『失恋の良くあるパターンや乗り越える方法とは:失恋するのは必然だった 避ける為の思考法を開設』(Risaco)には、以下のような記述があります。
「一方的に別れを告げられたり、他の異性に寝取られたりしたらショッキングですよね……。振られ方によっても、立ち直りに時間がかかる場合があるでしょう。
もちろん、自分から振ったからといって悲しまないで済むわけでもありません。本当はこれからもうまく付き合っていきたかったのに、いろいろな障害があり、泣く泣く振る時もありますよね。そんな時は振ったとしても悲しいはず…。また、振った時に相手が意外にもあっさり承諾してくれるのも、寂しいものです。心のどこかでは、引き留めてほしい気持ちもあるからです。気持ちの整理に時間がかかるような振られ方、振り方をすると、失恋の立ち直りは遅くなります。
(中略)
振ったとしても振られたとしても、失恋したならそれを受け入れなければなりません。失恋を受け入れなければ、元カノのことを長く引きずってしまいます。仕事に失恋を持ち込んでしまうこともあるでしょう。一日中失恋したことばかり考えてしまうかもしれません。それでは失恋を受け入れているとはいえません。どうすれば失恋を受け入れられるかというと、下記を意識するのです。
*プライドを捨てる
*失恋の悲しみではなく、どうして別れたのか原因に向き合う
*復縁できる希望は捨てる
復縁できるかも……!と望んでいるうちは、元カノに未練があるということです。復縁したらまた新たに再スタートを切れる!と、前向きな発想をするのはいいことです。」
このように、本当は交際を継続したかったのに、様々な障害があって別れを切り出すしかなかったケースもあるようです。この場合は振った側にも未練が残っていることでしょう。
後悔しかない!勢いだけの「ケンカ別れ」
ケンカをしている時は、ヒートアップして、言わなくても良いことや思ってもいないことまで相手にぶつけてしまうものです。その勢いのまま「別れ」に至ってしまうと、いろいろなことが頭の中をぐるぐる回って後悔するでしょう。『上手な彼女との別れ方: 【 後腐れ無し!! 彼女との円満な別れ方!! 】』(神崎紬)には、以下のような記述があります。
「(前略)
上記で、世の中のカップルが別れる主な原因を紹介させていただきましたが、その中にあった『喧嘩での別れ』なのですが、これも絶対にしてはいけないNGな別れ方です。
上記でも説明させていただいたように、お付き合いの期間が長くなればなるほど、カップルは喧嘩をしやすくなります。先に言うと、喧嘩というのは悪い事ではありません。なぜなら『喧嘩するほど仲がいい』ということわざがあるように、人は喧嘩した分だけその人のことを知る事ができます。『この人はこうやって怒るのか』『仲直りの仕方はこうなのか』など、普段一緒にいる時でも見ることが出来ない、わからないことを喧嘩した際に知る事ができます。
ではなぜ、喧嘩で別れる事がいけない事なのかというと、喧嘩をした事で自分の中でヒートアップしてしまいつい言ってしまうというパターンが非常に多いからです。喧嘩が多い、または長く続けば人は疲れますし、イライラもします。その為『もう疲れたから別れようかな』『もういいや!別れよう!』と半ば投げやりになってしまうのです。
なので、別れた後一旦冷静になってみたら『彼女のことがまだ好きなのだ』『あの時こうしてれば…』『自分にも気遣いが足りなかった』なんていう反省と後悔に襲われてしまう可能性もあるのです。喧嘩をして『別れようかな』と少しでも頭によぎった場合は、一旦喧嘩から離れて頭を冷やし、喧嘩についてもう一度振り返ってみましょう。
そうすれば自分が悪かった所、相手が悪かった所、されて嫌だった事がちゃんと見えてきて、改善策も見つかるはずです。」
このように、勢いのままにケンカ別れしてしまうと、後悔を招くようです。ケンカがヒートアップしてきたら、少し時間をおくなどして、一度頭を冷やしましょう。
<参考文献>
『失恋の良くあるパターンや乗り越える方法とは:失恋するのは必然だった 避ける為の思考法を開設』(Risaco)
『上手な彼女との別れ方: 【 後腐れ無し!! 彼女との円満な別れ方!! 】』(神崎紬)
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