「エロい雰囲気」に関する専門家の意見やアドバイス
上質な色気とエロい雰囲気は少し違う
セクシーな服装をしたり、メイクをしたりすると、それなりにエロい雰囲気を漂わせることはできるでしょう。しかし、それは一時的なもので長続きするわけではありません。自然とエロい雰囲気が匂い立つような、上質な色気とはどういうものでしょうか。『なぜか惹かれる、色気の理由』(真島あみ)には、以下のような記述があります。
「大きく開いた胸元や、ミニスカート、グロスたっぷりの唇など、男性の視覚だけを刺激するのは〝エロ気〟です。このエロ気は男性を惹きつけるものですが、その持続力は弱く、すぐに離れてしまう。その女性が持つ魅力ではなく、性的なパーツが男性を誘っているだけなので、男性がその刺激に慣れてしまえば、残念ながら他の女性に刺激を求めるようになるからです。そして、恋愛対象として見ていた女性であっても、視覚でエロ気を主張されると性の対象に切り替わってしまうほど、エロ気にはマイナスのパワーがあります。
なにを隠そう、私も過去にエロ気を出していた一人です。男性から言われる『エロいね』というセリフを褒め言葉だと思っていたのですが、ただ男性を性的に喜ばせるだけで、恋愛につながることはありませんでした。
色気がほしいと思っている女性は多いと思いますが、色気とエロ気を混同してしまうと、恋愛が手に入らないどころか、自分を傷つけることになってしまいます。また、いつも男性に媚びた姿勢になり、自分に自信がなくなってしまうのです。
安っぽいエロ気は卒業し、女性としての自分を楽しむ『上質な色気』を手に入れましょう。」
ファッションやメイクの力を借りて、見た目でエロい雰囲気を出すのは簡単でしょう。しかし、視覚でエロさを主張するだけでは、男性に性的な対象としてしか見てもらえなくなるかもしれません。男性に媚びるのではなく、女性としての自分を楽しむ「色気」を身につけたいものです。
エロい雰囲気を作るためには「ツヤ」が不可欠
年齢を重ねると、爪や髪から潤いが失われるもの。しかしこうした部位のケアを怠らないことが、エロい雰囲気を保つためには必要不可欠だといいます。『モテ期は月に一度やってくる。28日で彼氏ができる方法』(義永大悟)には、以下のような記述があります。
「僕は美容師として毎日幅広い年代のお客様と接していますが、女性は年齢を重ねるにつれ、〝先〟にツヤがなくなるものです。それは残念ながら、否定しようのない現実です。けれど、『女性として生まれてきたからには、〝先〟にツヤがなくてはいけない!』ということを、僕は強く言いたいです。
この場合の〝先〟とは、爪、肘、膝、踵、そして毛先です。厳しいことを言うようですが、足のつま先から手先、髪の毛15cmまでのツヤはどこを欠かしてもいけません!男性はちゃんと見ています。僕はちゃんと見ています(笑)。先という先には、女性の色気と気品、つまり色気品(イロケヒン)が出る、大事なポイントなのです。そのどこか一部でもお手入れが行き届いていないと、男性に不潔なイメージを与えてしまいます。
いつでもばっちりポリッシュを塗って、ネイルのお手入れをしてください、とまでは言いません。けれど、清潔感が漂う健康的なツヤを意識してほしいものです。毛先の場合、ベストはヘアアイロンで巻いてしっかりツヤを出すことが美容師としての僕の理想ではありますが、せめてパサつきのない健康的なツヤくらいは気にしてほしい。肘、膝、踵も、乾燥でカサついているお肌より、しっとり潤って、触り心地の良さそうなお肌の方が男性は嬉しいものです。
先に宿る女性の色気品に、男性は女性の美を感じ、思わず触れてみたくなるもの。自分の先までしっかり愛情を持って、たっぷりお手入れしてあげてください。」
爪や髪には、わかりやすく年齢が反映されるもの。先端まで美しくお手入れされているボディには、気品や色っぽさが漂います。エロい雰囲気を出すためにも、まずはツヤっぽさを大切にしましょう。
<参考文献>
『なぜか惹かれる、色気の理由』(真島あみ)
『モテ期は月に一度やってくる。28日で彼氏ができる方法』(義永大悟)
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!