遠距離中のエッチに関する専門家の意見やアドバイス
次に会える時までに感度アップを目指そう!
なかなか会えない遠距離だからこそ、会えたときのエッチは盛大に盛り上がるはずです。
また、久しぶりのエッチなのであれば思い切り気持ち良くなりたいですよね。そんなときは感度アップを目指してみましょう!
『ずっとずっと愛し合いたい』(宋 美玄)には、以下のような文章があります。
「自分の性欲を意識するため、イ0クことを忘れないために、マスターベーションは大切なのです。自分の好きなやり方で快感を身体に覚えさせると、パートナーとのセックスでもイキやすくなります。」
女性が一人エッチをするのは、とても大切な事だ、という一節があるのです。しかも一人エッチをする事で感度が増し、パートナーとのセックスでイキやすくなるという嬉しい説明もされていました。
中にはオナニー用の道具を使用する女性もいるでしょう。これは悪いことでも後ろめたい事でもありません。
パートナーがいるなら、性欲はパートナーとのセックスで発散すればいいという考え方もいるかもしれませんが、遠距離だとなかなかそうもいきませんよね。
だからこそ一人エッチは大切な行為と言えます。
また、遠距離における一人エッチはいわば「パートナーとのセックスにおける予行練習」のようなもの。一人エッチをして、自分の気持ち良いところを探すことも大切ですよ。
たくさん感じられるようになったら、パートナーも喜んでくれるはずです。
一番大切なのは時間より愛情
『ナカイキしたい二人のためのロジカルセックス』(牛山 幸)には「セックスは本来、子孫繁栄のためにあるものですが、現代ではパートナーとの愛を確認するためのコミュニケーションとして機能している、と考えているのは私だけじゃないはずです。」という一節があります。
現代においてのセックスは、愛情の確認作業の意味合いが強いはずです。そうなると、なるべく長く肌を重ねていたと思うのは当り前ではあるのですが、遠距離の場合そうもいきませんよね。
セックスをすれば気持ち良くなれるからしたい、のではなく、好きな人と触れ合いたいがためにセックスがしたいのです。
ここに気がつけているのであれば、性欲の処理は自分ひとりでまかなえるはず。人肌が恋しくなりつい浮気など考えてしまう可能性もありますが、そこに「愛」はきっとありません。
性欲は人間の三大欲求のうちのひとつです。性欲の存在をしっかりみとめ、遠距離中のパートナーを傷つける事のないようがんばりましょう。
久しぶりに会えたら彼氏を爆発させちゃおう!
そもそも男性はどういったメカニズムで性欲を感じているのでしょう?『Tarzan特別編集 新版 性学』(マガジンハウス)では、次のように書かれています。
「動物と異なり、ヒトのセックスは単なる生殖活動に留まらない。非常にメンタルな精神活動としての営みと言ってもいい。
どうしてそうなるかといえば、五感から受け取った情報が前頭前野で集約されて処理され、 このとき大いなるイマジネーションが働くからだ。
『パートナーの肌に触れる』→『その柔らかいカラダに包まれたいと思う』、『女性のいい匂いを嗅ぐ』→ 『いい香りのする女性の裸を想像する』という具合だ。
その一方、セックスに関する外的刺激が溢れている現代社会で、人々がのべつまくなしに性欲に駆られずに済むのも前頭前野が理性を働かせているおかげ。場所やタイミングを不適切と捉えればストップがかかる。
男性の中には風俗にまったく興味を示さないというタイプもいる。彼の脳の中の前頭前野が、愛情のないセックスに価値を見いだしていないという可能性は高いのだ。」
久しぶりに会った彼はきっと、あなたの肌に少しでも触れると一気に理性が保てなくなるはずです。しかし、前頭前野が理性を働かせて場所やタイミングを見極めています。
そのため、遠距離中の彼と思いのままに情熱的なセックスがしたいのであれば、二人きりになれる場所を早めに見つけましょう。
また、遠距離中で浮気の心配などをしている女性に朗報なのが最後の一文です。
「男性の中には風俗にまったく興味を示さないというタイプもいる。彼の脳の中の前頭前野が、愛情のないセックスに価値を見いだしていないという可能性は高いのだ。」
これは男性が誰しも浮気をする訳では無いという事ですよね。遠距離でも関係がうまく続いているのであれば彼はこのタイプかもしれません。安心して下さいね。
エッチしなくてもスキンシップは大事にしよう
遠距離恋愛中は、恋人と頻繁に会えるわけではありません。たまに会えるチャンスがあっても、毎回エッチができるとは限らないでしょう。『遠距離恋愛を成功させるには?』(scorpion0701)には、以下のような記述があります。
「遠距離恋愛では会える日も限られてくるため、セックスの頻度も減ってくるでしょう。
また、毎回セックスするとは限りませんよね。
セックスなしで帰る日もあるでしょう。
セックスなしのデートでも、スキンシップすることをおすすめします。
・軽いボディタッチ
・手をつなぐ、腕を組む
・キスする
・ハグをする
二人きりの時もそうでない時も、軽いスキンシップならしやすいでしょう。
スキンシップをすると、愛情ホルモンであるオキシトシンという物質が出てきます。
このホルモンが出ると、お互い幸福感が高まり、満たされるのです。
温かい気持ちになり、充足した和やかなムードになります。
二人の絆や愛情をより強固にします。
久しぶりに会えた時には、たくさんスキンシップをして愛情ホルモンをいっぱい出しましょう。」
このように、遠距離恋愛中の二人の心を満たすには、身体の触れ合いが大事なようです。エッチ抜きのデートだとしても、手をつないだりハグしたりするだけで、オキシトシンという愛情ホルモンが分泌されるそうなので、積極的にスキンシップしましょう。
エッチしなくても変わらぬ絆を保つことはできる
遠距離恋愛は、ただでさえ一緒にいられる時間に限りがあるため、一般的なカップルに比べてエッチの機会も少ないでしょう。また、長く付き合っていると、「会うたびにエッチする」という関係ではなくなるかもしれません。遠距離恋愛中の二人にとって、エッチすることはどのくらい重要なのでしょうか。『遠距離恋愛の女性心理:女性目線で遠距離恋愛を成功させるコツを教えます。』(ナオミ)には、以下のような記述があります。
「遠距離恋愛だと頻繁に会うことはできないでしょう。
一カ月に一回会えればいいほうというカップルもいるでしょう。
とすると、当然セックスの回数も減りますよね。
本当に二人の間に愛があれば、頻繁にセックスができなくても嫌がりません。
反対に、セックスの回数が減ることでご機嫌斜めになったり、怒ったりするような相手でしたら心配です……。
セックスへの比重のほうが大きいということですよね。
愛があれば、セックスの頻度が落ちてもダダをこねません。
体の関係を重視していないからです。
確かに恋人同士は、セックスを定期的にするに越したことはありません。
しかし、どうしようもない事情なら、頻度が落ちても仕方ないと思えるはずです。
セックスの頻度が落ちても絆でつながっていられるのが、真の恋人です。
もしそこで、毎週セックスができないからつまらない!と機嫌を損ねるなら、真実の愛か疑ったほうがいいかもしれません……!
セックスの頻度が落ちても、男女の関係は続けられます!結局は気持ち次第です。」
このように、エッチの頻度が落ちることで、どちらかの気持ちが冷めてしまうようであれば、そもそも二人の間には「真実の愛」がなかったのかもしれません。逆にいうと、「遠距離」という大きな障害があっても、愛情が冷めることなく絆を深められる二人であれば、カラダの関係などは大して重要な問題ではないはずです。
<参考文献>
『ずっとずっと愛し合いたい』(宋 美玄)
『ナカイキしたい二人のためのロジカルセックス』(牛山 幸)
『Tarzan特別編集 新版 性学』(マガジンハウス)
『遠距離恋愛を成功させるには?』(scorpion0701)
『遠距離恋愛の女性心理:女性目線で遠距離恋愛を成功させるコツを教えます。』(ナオミ)
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