「付き合う前のデートの服装」に関する専門家の意見やアドバイス
色彩心理を利用してデートの服装を考えよう
どんな色の服を身にまとっているのかによって、その人が周囲に与える印象は大きく左右されます。いわゆる「色彩心理学」の知識があると、デートのときの服装選びに役立つかもしれません。『モテすぎて中毒になる 男女の心理学』(神岡真司)には、以下のような記述があります。
「自分のイメージを演出する上で、色彩心理学の知識があると、男女のアプローチの際にとても役立ちます。色彩によって、自分や相手の雰囲気や気分までもが、大きな影響を受けるからです。色彩による『人に与える影響・効果』は次のようになっています。
★赤……興奮・情熱・怒り・歓喜・炎・太陽・積極性・躍動感
★青……鎮静・清潔・冷静・爽快感・開放感・海・空
★黄……注意・明朗・闊達・愉快・無邪気・幼児性
★緑……森・自然・安心・休息・息吹・新芽
★黒……重厚・剛毅・不屈・厳格・格調・風格・威厳
★白……清潔・純潔・開放感・純真・雪・雲
★ピンク……かわいい・愛・恋愛・童心・夢・甘え
(中略)
自分を重々しく見せ、軽く思われないように軽く思われないようにするには黒系がよく、自らを落ち着いた爽やかな印象にするには白系や青系を、かわいらしさを強調したい時にはピンク系、無邪気さを装いたいなら黄色系といった具合に、色のコーディネートを考えてみるとよいでしょう。」
付き合う前のデートであれば、セルフプロデュースは非常に重要です。「好きな人にこう思われたい」という色の服を選ぶことで、自信を持ってデートに臨めるかもしれません。
女性が思う「かわいい」と男性が思う「かわいい」は違う
好きな人にかわいいと思ってもらうために、女性は努力するものです。しかしこちらが思う「かわいい」と、男性思う「かわいい」は、必ずしも一致しないので注意が必要でしょう。『新型ぶりっ子のススメ 彼に恋させる、計算ずくの恋愛戦略』(下田美咲)には、以下のような記述があります。
「男性にかわいいと思ってもらうためには、視覚情報を、とことん大切にした方がいいです。
好きな相手にかわいいと思われる格好をすることは、めちゃくちゃ大事です。
片想い期間はもちろんのこと、つき合っている場合でも、彼が自分にキュンとするように、ムラムラするように、相手の心に影響力のある外見づくりをすることは、自分と恋をすることを選んでくれた相手への思いやりです。
女性のファッションについて、男女の感じ方には、大きなギャップがあります。
女の『カワイイ』と男の『かわいい』には、かなり差があるのです。
女の『カワイイ』は、服そのものや髪型そのものに焦点があり、
『(その洋服の形が)カワイイ』
『(その前髪のデザインが)カワイイ』
であり、オシャレさを重要視しています。
一方、男の『かわいい』は、それを着ている本人がかわいらしく見えるかどうか、似合うかどうかに焦点があります。
『(その髪型をすると君は)かわいい(かわいく見える)』
『(その洋服だと胸のラインが良い感じに見えて)かわいい』
であり、服や髪型としては、女性から見るとわかりとダサかったりします。
私は美容室でオーダーする時は、
『モテる感じで。オシャレさはいらないので、男の子にかわいいって思われる髪色にしてください。ダサめで大丈夫です』
と言います。
具体的に好きな人がいる時期であれば、最初のカウンセリングで
『20歳くらいの、ギャル男系の男の子がかわいいって思う髪型ってどんなだと思いますか?』
という風に相談をして、髪型を決めます。
そして必ず、美容師さんは男性を選びます。
モテるにあたっては、オシャレさは一切いりません。
女の『カワイイ』と、男の『かわいい』は違うものだと考えましょう。
モテたいのであれば、女ウケは捨てること。
女友達の意見を参考にしてはいけません。」
このように、女性から見て少しダサいくらいの服装や髪形のほうが男性には「かわいい」と思われているようです。付き合う前のデートで勝負に出たいのであれば、おしゃれさよりも相手に好かれそうな服装を想像しながら決めると良いでしょう。
<参考文献>
『モテすぎて中毒になる 男女の心理学』(神岡真司)
『新型ぶりっ子のススメ 彼に恋させる、計算ずくの恋愛戦略』(下田美咲)
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