「女性から飲みに誘う」に関する専門家の意見やアドバイス
女性から飲みに誘われた時の男性の心理
男性と女性では、「異性を飲みに誘う」という行為への意識にズレがあるようです。『言葉通りすぎる男 深読みしすぎる女』(堀田秀吾)には、以下のような記述があります。
「男は『飲みたい』ではなく『会いたい』
(前略)ここでの『飲みたい』ですが、相手が気になる女性の場合、真意は『飲みを含めたデートがしたい』だったりします。お酒を飲んでバカ話で盛り上がるだけなら、同性の友だちで十分です。というよりも、女性がいるとしにくい話題もあったります。
恋人になりたいとまで思っているかどうかはともかく、お酒を飲むことそのものよりも、その人に会うことが最終目的ということです。
(中略)
女は『会いたい』ではなく『飲みたい』
(中略)『こんど飲もうよ』は本気なのだけれど、男性と反対に、相手と会うのが目的ではなく、飲むのが目的であることも多いのです。男性を『飲み友』として見ているパターンですね。
よく『男女の友情は成り立つのか』という問いに対して、成り立つ、成り立たないと議論になることがあります。正解がどちらかはさておき、そんな疑問が一般的になるくらい、異性同士の『飲み友』が存在するわけです。
ですから、男性は、相手が社交辞令で合わせてくれただけである可能性と、本気だけど飲み友だと思っている可能性も、つねに意識してください。
ちなみに、飲み友として誘われたとしても、そこまでガッカリすることではありません。女性は嫌いな人とは絶対に、積極的に食事に行こうとはしないからです。飲み友と思われているという時点で、まだ恋愛においても潜在的には圏内なのだと、ポジティブに解釈しましょう。
女性は、相手が自分のことを『つき合いたい』と思うレベルで、好いている可能性を念頭に置いて判断してください。単に飲みたいだけでも、気軽にOKすると相手が勘違いしてしまうかもしれません。
男性は冷静かつ前向きに話を受ける
気になる女性から『こんど飲もうよ』と言われても、まずは社交辞令の可能性を念頭に置いて、冷静に相手の真意を推測しましょう。飲み友として誘われた場合でもガッカリせず、前向きにお誘いを受けておけば、今後の可能性が高まると思います。
女性は相手のことが好きかどうか考えて
相手の男性はあなたに好意を抱いている可能性があります。そのため、飲みに行きたいかどうかより、自分が相手のことをどのように思っているのかが重要になるかもしれません。
OKして、脈アリと判断した相手のアプローチが激しくなっても、イヤだと感じないくらい好きな相手かどうか、考えてみることをおすすめします。」
異性の飲み友達がいると、同性からは聞けない意見が聞けたり、同性とは違う楽しみ方ができたりして楽しいと感じる女性は多いでしょう。しかし、飲みに誘われるということは、女性からの好意の表れだと受け取る男性は少なくないので、気を付けたほうがいいかもしれません。
飲みに誘いにくい場合は食事に誘ってみよう
男性に好意がある場合、飲みの誘いがはばかられるようなら、食事に誘ってみてはいかがでしょうか。また、誘うのが苦手な人は、相手から誘ってくれるよう誘導するテクニックを使っても良いかもしれません。『甘える技術 彼があなたを手放せなくなる魔法』(高野 麗子)には、以下のような記述があります。
「気になる彼がいるけれど、なかなか距離が縮められずにいるあなた。一緒に食事に行って、もっと仲良くなりたいな……。そんなときには、キャバ嬢さんの『同伴』テクニックを使ってみましょう。
売れっ子キャバ嬢さんはこんなとき、けなげさや弱さを上手に見せます。たとえば私は、よくこんなメールを送っていました。
『お店になかなか馴染めなくて、最近ごはんも1人だとあんまり食べられないんです……』
当時、LINEなどのメールアプリを使っているとしたら、ここに、しょんぼり泣いている、かわいい犬や猫などのスタンプをつけ足していたかもしれません。そうすると男性は、『そっか、じゃあ俺と一緒にごはん行こうか』なんて、提案してくれるんです。
あなたの場合は、こんなふうに応用してみてください。
『最近新しいプロジェクトが大変で、1人だとごはんもなかなか食べられなくて、ちゃんと食べて元気をつけなきゃなんだけど……』
こうやって弱さを見せて、相手に『じゃあ行こうか』って言わせてあげるんです。向こうも好意を持っている場合は、これでカンタンに誘ってくれるはず。
晴れて一緒にごはんとなったら、食事中も、好意をしっかり伝えるようにしましょうね。
『なんだか今日は、ごはんがおいしいな~』
『〇〇さんといると、すごく元気が湧くの』
このように伝えることで、男性は『俺、役に立ってる!』とプライドを満たすことができ、あなたともっと仲良くなりたいと思うはずです。」
食事に誘ってもらうのであれば、飲みに誘うよりもハードルが低いのではないでしょうか。食事に行ける仲になれば、自分から飲みに誘いやすくなるでしょう。
<参考文献>
『言葉通りすぎる男 深読みしすぎる女』(堀田秀吾)
『甘える技術 彼があなたを手放せなくなる魔法』(高野麗子)
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