「興味のない女」に関する専門家の意見やアドバイス
男性が興味のない女性にとる態度
男性は興味を抱いていない女性に対して、どのような態度を取るのでしょうか。『面白いほどよくわかる!「男」がわかる心理学』(齊藤勇)には、以下のような記述があります。
「名前を呼ばれなければ好感度は低い
男性は普段から女性に比べて言葉数が少なかったり、表情が豊かではなかったりするため、なにを考えているのかわかりにくい場合があります。しかし、心理学の研究成果を生かして男性の態度や行動を分析すれば、本音を読み解くことができます。
たとえば、話しかけるとき『名前を呼ぶかどうか』が相手への感情を判断する基準になります。名前を呼ばず、いきなり用件だけを伝えるのは苦手意識や嫌悪感をもっているということで、苦手な相手の名前は口にしたくないという心理が働くためです。アメリカのカリフォルニア大学のキングによる研究では、お互いに相手の名前を呼び合わないカップルは、その86%が調査から5ヵ月以内に別れていたそうです。
また、本心を知りたい男性に話しかけたときや対面したときなど、瞬間的に相手の表情がどう変化するかを観察しましょう。眉間の筋肉がピクリと動いたら、それは不快感や嫌悪感の表れです。逆に好意があれば、目と口の間にある筋肉が反応して口の端が少し上がります。人は嫌悪感や好感を感じたときに反射的に表情筋が反応してしまい、意図的な笑顔や無表情を作る前に瞬間的に表れてしまうのです。」
気になる男性から「名前を呼ばれないな」と感じたら、興味を持ってもらえていないことを覚悟した方が良いかもしれません。また、反射的に動いてしまう眉間や口角などをチェックすると、意図的に作った笑顔なのかどうかを判断することができそうです。
「腕組み」は拒絶のポーズ?
何気なくやってしまう仕草の一つに、「腕組み」があります。この「腕組み」ですが、感情を表すサインにもなっているようです。『「なるほど!」とわかる マンガ見ための心理学』(ゆうきゆう)には、以下のような記述があります。
「多くの動物は、危険を感じたときや自分が弱い立場にあるとき、身を守るために体を閉じるような形になります。逆に、安全な状態であれば体をゆるめて広げます。
人間も同じように、警戒感や拒絶感、不安を抱いているとき、体を閉じます。このような形を心理学では『クローズドポジション』といいますが、典型的なのが腕組みです。
心臓を隠すようなこのポーズは、自分を守り、相手を受け入れまいとする気持ちの表れです。自分と相手とのあいだに『壁』をつくって防衛しているのです。
腕組みをしている人に、近寄りがたい印象を抱いたことはないでしょうか。それは、こうした腕組みの意味合いを無意識に感じ取ってしまうからです。相手に好印象を与えたいなら、腕は開いておきましょう。
一方、ひとりで考えごとをするときの腕組みは、外部の刺激を遮断し、集中しようという心の動きによるもの。ある実験によると、難しい課題に挑戦するとき、腕組みをして考えた場合と、両手をひざに置いて考えた場合では、前者のほうが諦めるまでの時間が長かったそうです。ねばり強く取り組みたいときは、腕組みは効果的といえそうです。」
腕組み一つとっても、様々な意味を持っていることは確かです。気になる男性が腕組みをしているからといって、あなたを拒絶しているとは限りません。とはいえ、男性が腕組みしているときは、心を開いているような状況でないことは確かでしょう。
<参考文献>
『面白いほどよくわかる!「男」がわかる心理学』(齊藤勇)
『「なるほど!」とわかる マンガ見ための心理学』(ゆうきゆう)
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