不倫が終わるのはこんな時…不倫の結末9パターンときれいな別れ方

  • 不倫に関する専門家・識者の意見

    不倫に対して罪悪感を抱いている日本の女性は少数派?



    『不倫経済学』(門倉貴史)という書籍において、「不倫への罪悪感」に関する興味深いデータが紹介されています。 日本でも180 万人以上の登録ユーザーがいたとされる既婚男女向け出会い系サイト「アシュレイ・マディソン」で行われた調査によると、「不倫についての罪悪感があるか?」というアンケートに対して、「ある」と回答した女性の世界平均が8%であったのに対し、日本人女性はわずか2%。男性の場合、世界平均19%に対して、日本人男性は8%。国際的に見て、日本の男女(特に女性)は、罪の意識が希薄な傾向にあるといいます。 同書の著者である門倉氏自身の独自調査でも 、「不倫をしている既婚女性のほとんどが罪悪感を持っていなかった」とも記されています。

    同書によると、上戸彩さんが不倫に落ちる平凡な主婦を演じたドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』(フジテレビ系列・2014年放送)の公式サイトで行われたアンケート結果にも、衝撃が走ったといいます。「不倫は絶対に許せない」という質問に対して、16万1193件も寄せられた回答のうち、なんと67%が「そう思わない」に票を投じたというのです。

    既婚者男性が本気になるケースが少ない理由


    不倫している女性たちの生々しい本音・エピソードを多数取り上げている 『不倫女子のリアル』(沢木 文) では、不倫問題に詳しい弁護士・堀井亜生氏のコメントを紹介しています 。堀井氏は、既婚男性が本気になるケースが少ない原因として、 「既婚男性の多くが、妻に不満はあっても積極的に離婚を望んでいません。私たちは多くの不倫トラブルを解決してきていますが、夫は問題の種を作っておきながら、妻に不貞行為がバレることを恐れている人が多い。男女問わず、有責配偶者(婚姻関係を継続できない状況、婚姻の破綻原因を作った側の配偶者のこと)になると、離婚ができない、慰謝料や生活費の請求をされるなど、デメリットが大きいこともあります」と解説しています。

    「自分だけは大丈夫!」「不倫なんてすぐに辞められる!」その思い込みは危険


    『不倫』 (中野信子) では、人間の認知の歪みのひとつである「正常性バイアス」について解説しています。 同書によると、「人間の脳は、なるべく脳にかかる負荷を避けたいと思っているため、少々の範囲の異常事態であれば『正常』だと認識するようになっています。ちょっとした変化にもいちいち過敏に反応していたら、そのぶん余計にコストを浪費してしまい、脳も身体も持ちません。その点、正常性バイアスは私たちが日常生活を営む上で必要なものでもあります。ところが、大災害のときにはこれがマイナスの作用をもたらすことがしばしばあります。 たとえば、目の前に火災が迫っていたり大地震が発生したりしていても、『正常の範囲内』とみなしてしまい、逃げ遅れてしまうことがあるのです」とのこと。そして、「自分だけは、不倫していても大丈夫」という根拠のない自信もまた、「正常性バイアス」のひとつであると指摘しています。つまり、「自分は用心深いので、絶対にバレない」「バレたとしても、自分はうまくごまかせる」という思い込みは、危険だというのです。

    遺伝子が「不倫」に向かわせている可能性も?


    『不倫』(中野信子) では、浮気や不倫をする人が絶えない理由として、「ある特定の遺伝子の特殊な変異体(バリエーション)を持つ人は、それを持たない人に比べて、不倫率や離婚率、未婚率が高いことがわかっています」と説明しています。 これは、2015年にオーストラリア・クィーンズランド大学の心理学教授プレンダン・ジーシュが行った研究において判明したことで、7378人を対象にした調査結果によると、過去1年以内に特定のパートナー以外の相手とセックスをした人は、男性は9.8%、女性は6.4%で、彼らは「特定の遺伝子」を持つ割合が母集団平均に比べて多かったそうです。この特定の遺伝子が、不倫をつかさどる「不倫遺伝子」である可能性が浮上したというのです 。

    <参考文献>
    『人はなぜ不倫をするのか』(亀山 早苗)
    『不倫女子のリアル』(沢木文)
    『不倫経済学』(門倉貴史)
    『不倫』(中野信子)

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