あの頃に戻りたいと思ってしまうデメリット
では、ここで改めて“あの頃に戻りたい”と思う事の何がダメなのかを解説してみましょう。
現状を良くすることができない
“あの頃は良かったから、あの頃に戻りたい。”などと思ったところで、タイムマシーンが無ければ戻る事はできません。つまり、いくら良かったあの頃に戻りたいと懇願しても、現状でできる事は何も無いんです。
強いて言えば、タイムマシーンを発明する為に研究する事くらいでしょう。つまり、いくら良かった時代の思い出に浸って、その頃に戻りたいと願ったところで、何も生まれないわけです。
どんどんマイナス思考になってしまう
輝いていた“あの頃”を思い出して、その時代を基準に現在を比較しても、すべてが色あせて映る事でしょう。
『あの頃は良かったのに、その頃と比べると今なんて…』と、過ぎ去った事と現在を比較しても、その時代はもう二度と来ないんです。
輝いていた過去と現状を比べて悲観するような思考回路では、現状はおろか未来に至るまで、すべてが悲観的に思えてしまい、マイナス思考に陥ってしまいます。
過去を振り返るリスク
たまには昔を思い出して、『懐かしいな~良かったあの頃に戻りたいな~。』と昔を懐かしむのもいいでしょう。
また、昔を思い出して、『あの頃は良かったけれど、自分の行動のせいで今はこのようになってしまった。』と未来の糧にするのもいいですよね。
過去を振り返る事にはメリットがあります。しかし、これまで解説してきたように、多くのデメリットも生じさせます。
つまり、過去を振り返る事にはメリットがある一方で、デメリットも生みかねないため、リスクとも隣り合わせになってしまう事を忘れてはなりません。
すべての基準を“あの頃”と比べてしまう
戻りたいと願う“あの頃”と比べるて、未来へと繋がる現在のすべてが色あせてうつってしまっているケースです。
戻りたいと思うくらいですから、その“あの頃”とやらはさぞかし良かった事でしょう。そんな良かった時の事を基準にしてしまうと、これから何かしようとしても、すべてはじめる前から否定的な見方で見てしまいます。
今生きているのは現在であって、何かを比べるのであれば今をベースにしないと、基準がおかしくなってしまいます。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!