「男の願望」に関する専門家の意見やアドバイス
プライドが高い男性ほど「褒められたい」と思っている
女性にも当てはまることでもありますが、男性は特に「褒められたい」という願望が強いようです。『面白いほどよくわかる!「男」がわかる心理学』(齊藤勇)には、以下のような記述があります。
「プライドが高い男性ほど自分を認めて貰いたいという承認の欲求を満たすために、おだてに弱い傾向があります。特に自分に自信をもてない男性ほど、女性の『すごいですね』『さすがですね』といったほめ言葉やおだて、自分を応援してくれる気持ちに弱いのです。こういった男性は自分のことをほめたり、認めてくれたりする女性のことを、自分のことを応援してくれる心強い味方であると認識します。ある種の恋心にも似た感情を抱くことがあり、お金や時間を惜しむことなく尽くす場合もあります。
反対に、おだてられて怒ったり、卑屈になったりする男性は、過去におだてられて喜んでいたら影で笑われていたなど、プライドを傷つけられた経験から、ほめ言葉を素直に受け入れられなくなっている可能性があります。
また、このようなおだては広告やチラシ、メールでの勧誘の手法にも広く使われています。『選ばれた100名様だけに』など、特別な対象と感じさせる言葉を常套句として使い、意図した方向に相手を導き、意見や行動を誘導するテクニックです。」
このように、女性からの褒め言葉に弱い男性はやはり多いようです。しかし、なかにはおだてられると気分を害する男性もいるので注意しましょう。
甘え上手なかわいい彼女を連れて歩きたい
「かわいい彼女を連れて歩く」というのは、やはり男の願望の定番でしょう。『モテれ。エロ可愛い女の知恵袋』(春乃 れぃ)には、以下のような記述があります。
「男が弱い”かわいい”を知る。
◆小動物みたいに可愛い。
◆甘え上手な女は可愛い。
◆幼い子供みたいに天真爛漫で可愛い。
純粋に顔かたちが可愛い部類に入らないあなたには、この3点のいずれかには無理やり入り込むことをお勧めする。ただしターゲットは日本人男ね。この3つの”可愛い”に、たいていの日本人男は、無条件降伏だから。もしも『俺は絶対に違う』という男がいたら、どうぞ直接クレームメールでも。
『俺がいなきゃ駄目だなあ』『俺が世話しなきゃ死んじゃうな、こいつ』をめいっぱい刺激しましょう。
(中略)
甘えもすぎれば毒となる。
なんでもそうだと思うけれど、『すぎる』とロクなことがない。勉強ぐらいじゃないか、しすぎても損しないのって。
モテる系の本を読むと”甘え上手は男にモテる”と、よく書かれている。
確かに、甘え上手はモテると思います。
ただし、1歩間違えると逆効果。ポイントをわかっていないと、モテないどころか嫌われる。
男が好きな甘え、嫌いな甘え。
あなたはきちんと把握できていますか?
最もポピュラーで、男ウケの悪くない甘え。それは『プルタブ』。
缶ジュースなどのフタです、クッと持ち上げてグッと引くあれ。
ただし最初から『開けて』と言うのは、甘えベタの証拠。
正しい甘え方は、
”自分で開けようとしているんだけど、どうしてもできなくて困っている”という演出(小細工ともいう)です。
んなもんねぇ、できないわきゃないんですよ。プルタブなんか、100本分でもガッコンガッコン開けられますよ。
でも、そこは開けずに演出するのです。
たとえば居酒屋に行って、”生しぼりグループフルーツ酎ハイ”を頼むとする。すると、半分にカットされたグレープフルーツとそれをしぼる器具(?)が渡されます。
その場合も同じ。
まずは自分でやってみる(もちろん、不器用演出で)。
だけどやっぱりうまくしぼれなくて、困ったような情けない顔で彼を見る。これが正しい甘え。
正しい甘え方(男の好きな甘え)は、『手を差し伸べたくなる』ように仕向けること。
この方が男は『俺がいないとダメなんだな』と思うのだ。
『~して欲しいの』と頼むより、『がんばってるのにできなくて困ってるポーズ』をする方が100倍可愛く映ります。
男の嫌いな甘えは、なんでもかんでも過剰に甘えること。
言うなれば”自立できてない甘え”かなあ。
付き合った最初の頃はそれも可愛いだろうけれど、甘えすぎは、相手を疲れさせてしまいます。
甘えを正しく使って、明日のモテにつなげてください。」
彼氏好みの「かわいい彼女」演じてあげることで、男の願望を満たしてあげましょう。
<参考文献>
『面白いほどよくわかる!「男」がわかる心理学』(齊藤勇)
『モテれ。 エロ可愛い女の知恵袋』(春乃れぃ)
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!