「すれてない女」に関する専門家の意見やアドバイス
感情表現が豊かな「すれてない女」は男性にモテる!
まっすぐに育った、いわゆる「すれてない女性」は、自分の気持ちを素直に表現することができるようです。では、感情を表に出すことが苦手な女性は、どうすればいいのでしょうか。『甘える技術 彼があなたを手放せなくなる魔法』(高野麗子)には、以下のような記述があります。
「感情の起伏を外に出すことが苦手な人は、まずは『喜』や『楽』を表現する練習から始めてみてはいかがでしょうか。『喜』や『楽』な気持ちを思いっきり外に出すというのも、実は『甘える』ということにつながるからです。素直な気持ちを相手に見せて、受け止めてもらうこと。これも『甘える』ということなんですね。
まずは日常生活のなかで気持ちを大きく表現するトレーニングをしてみましょう。いくつか例をあげていきますね。
(1)誰かと話していて、新しい情報を教えてもらったとき
普段『へぇ、そうなんだ』くらいの反応で終わっている人は、『えー!そうなの⁉』と驚いたように反応してみる。
(2)誰かに『頑張ってね』と励まされたとき
ただ『頑張ります』『ありがとうございます』と返すだけでなく、『頑張ります!〇〇さんに励ましてもらえると、嬉しいです!』『ありがとうございます。不安だったので、気持ちが楽になりました!』など、自分の気持ちをまじえて返事をする。
(3)仕事をしていて疲れたとき
大きく伸びをしてみたり、パタッと机の上に伏せるポーズをしてみたりする。
(4)暑いとき、寒いとき
暑いときは両手でパタパタと顔の周りをあおいだり、寒いときには温かいペットボトルをほっぺたにあてて温まったりと、何か行動で表現してみる。
また、カンタンにできるものとしては、『すごく』『とても』の言い方を変えるという方法もあります。
『すごく楽しい』じゃなくて『すっごく楽しい!』と間に『っ』を入れて強調すること。『とてもいいと思います』じゃなくて、『とっっってもいいと思います!』、こんなふうに話して、気持ちを強調してみてくださいね。
リアクションの小さい人は、何を考えているのかわかりづらかったり、あまり感動しない人に見えたりしてしまいます。これは男子に近い反応なので、男性には『異性』として見えづらいのですね。でも、大きくリアクションをとるようにすれば、相手に気持ちが伝わりやすくなるだけでなく、感情が豊かで魅力的な『異性』に映るんですよ。」
すれていない、素直で感情表現が豊かな女性は、男性にとって魅力的に映るようです。喜怒哀楽を表に出すことが苦手な人は、リアクションを大きくするだけでも、印象が違ってくるかもしれません。
すれてない女性は子供の頃の心を忘れていない
ロマンチックな感性に乏しい男性は、そうした雰囲気を素直に喜ぶことのできる「すれてない女性」に対して、しばしば見当違いなアプローチをしてしまうようです。『察しない男 説明しない女 男に通じる話し方 女に伝わる話し方』(五百田達成)には、以下のような記述があります。
「夜景がキレイなレストランでのデート、愛をささやく甘い言葉、ドキドキするシチュエーションでの優しいキス……。
これらいわゆる『ロマンチックなもの』に女は目がありません。
どうしてかといえば、小さいころからディズニー映画をはじめとするお姫様的なストーリーに接しているからかもしれませんし、感情・感受性が豊かだからかもしれません。
ところが、男たちはそういったロマンチックな感性に乏しい(そうした情操教育を受けていない)ので、どうやったら女性がロマンチックに感じてくれるか頭を悩ませます。足りない『センス』を『頭』と『情報』で補完しようとするのです。その結果、残念ながらまったく見当違いな演出をしてしまうこともしばしば。
(中略)
恋愛の甘い雰囲気や情緒は軽視するくせに、子どものようなワクワクを人生に求めてしまうのが男。
いっぽうで、ロマンチックなものが大好きで、チヤホヤもされたいし、人一倍感激もする。でも、大きな人生設計においては、冷静で現実的な視点を忘れることのないのが女。
このような男女の溝は、どのようにすれば埋まるのでしょうか。
(中略)
男性はその日だけは女の『ロマンチックなシチュエーションに酔いたい』という気持ちのために、ただひたすらに尽くすことです。
彼女の喜ぶ姿を見るまで、油断は禁物と肝に銘じましょう。
逆に女性たちは、前述のように努力を認めてあげる姿勢を大切にしてください。
男性の考える演出なんて、もともとたかが知れているわけです。センスにも情緒にも欠ける彼らが『何をした』のかではなく『がんばった』という事実に思いを馳せてください。ここは想像力の働かせどころです!なんなら、男性が意図していないところまで『これって、私のためにやってくれたの?』とお気楽に感激するくらいでちょうどいいでしょう。『おめでたい性格』こそ、幸せにつながる最高の素質です。
『男のロマン』と『女のロマンチック好き』をお互いに批判していても始まりません。さっぱり理解できなくても、どちらもお互いにとっては大切なものです。
好きな相手の大切なものを尊重してあげてこそ、本当の愛情。男女の溝を埋めるのは結局のところ、想像力と思いやりなのかもしれません。」
このように、女性が喜びそうな「ロマンチックな雰囲気」は、実は男性には理解しがたいものなのかもしれません。それでも喜ばせようと努力してくれるのであれば、きちんと感謝の気持ちを伝えましょう。
<参考文献>
『甘える技術 彼があなたを手放せなくなる魔法』(高野麗子)
『察しない男 説明しない女 男に通じる話し方 女に伝わる話し方』(五百田達成)
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