依存体質を改善する方法とは?
「依存しやすい体質を改善する」このように聞くと、とても難しいイメージを持ってしまいますよね。確かに依存体質を完全に消し去る事は難しいかもしれません。
しかし、自身の行動を制限したり抑制する事で、改善する事は可能です。依存する前に事前に回避したり、すでに依存してしまっている場合でも時間をかけて少しずつ改善できます。
依存体質の事を理解する(プロセス)
依存と言える状態になるまでには必ずと言っていいほど、プロセス(段階)があります。ですから、依存と言える状態になるまでに手を打つ事が重要です。依存してしまった後でも手遅れという訳ではありませんが、時間が掛かってしまいますので対策はスピードが命です。
次に、依存体質といってもどんなものにでも依存するという人は殆どいません。恋人であれば恋人、ギャンブルであればギャンブルといったようにある程度依存してしまうものは決まっている場合が殆どです。
これらを踏まえて自分がどういったものに依存しやすいのかを理解して、依存しそうだと感じた瞬間にスピーディに対策しましょう。
依存体質の事を理解する(ターゲット)
依存には特定の対象(ターゲット)が存在して、はじめて依存が成立します。その対象に日常生活の殆どを費やし、その対象と接触できなくてもその対象の事を考えて時間を過ごします。
そして、依存の重要なポイントは、この対象が増えれば増えた分すべてに依存していくという訳では無いという事です。つまり、完全に依存してしまった場合はまず、その対象に費やす時間を少しずつ減らしていく事が改善の第一歩です。
また、依存してしまう対象も自分で自覚しておく事で、その対象を増やしてしまうといった荒業も可能です。
依存する対象を分散する
先の項で解説した、“その対象を増やしてしまう”という手法についてもう少し掘り下げてみたいと思います。
一つの対象にドップリ依存してしまうのであれば、その対象を増やす事で一つ一つに費やす時間も分散され、依存の度合いも分散されます。とても理にかなった方法ですよね。
ただし、ギャンブルや恋人に依存してしまう場合は、その対象を増やしても問題が増えるケースもあるので注意が必要です。
ギャンブルであれば、同じ様な金額でできる違うギャンブルをしたり、副業をしてみたりもいいでしょう。勝った瞬間の興奮がキーポイントとなっていますので、似たようなギャンブルから徐々に出資の少ないギャンブルへと移行していくのもいいかもしれません。
恋愛相手に依存している場合は、恋人以外との時間や一人の時間を有意義に過ごす方法を見つけてみるのもいいでしょう。
自分に自信を持つ
依存体質の人が誰かに依存してまう原因として、自分に自信が無いという事が考えられます。それが原因でだれかに依存してしまうケースもあるのです。
恋愛で例えると、自分の事を愛してくれる人は他にはいないという理由で、もしこの人が居なくなってしまったら自分の事を愛してくれる人はいないかもしれないという不安に襲われてしまいます。
ゲームであれば、現実世界で周囲からどう思われたいかという欲を、ゲーム内という仮想空間でその欲を満たそうとしてしまいます。
恋愛であれば恋人しか見えなくなり、ゲームであれば二次元が自分の世界(リアル)となってしまっています。自分に自信を持つというと難しく思うかもしれませんが、視野を広く持てば自然と自信が溢れてきます。
依存の度合いをコントロールする
一言に依存といっても、その度合いは様々です。依存する事を避ける事が出来なかった場合は、その依存の度合いをコントロールする事でその度合いを少しでもマシなレベルの依存へと調整する事もできます。
依存した対象に会う時間や日数を減らしたり、電話やラインなどで連絡したりするなど、その対象に費やす時間を意図的に減らしたりする事で依存の度合いをコントロールする事ができます。
減らした時間を“何に費やすか”がかなり重要ですので、慎重に作戦を練る必要があります。“何”をして時間を費やしていいか分からない方は、依存しやすそうなものを選ぶのが効果的でしょう。毒を持って毒を制しましょう。
依存しそうだと気付いた時点で避ける
シンプルですが、依存しそうだと気付いた時点でその対象を避ける事で、依存してしまう事を物理的に回避する事ができます。
依存体質といっても、何にでも依存してしまう訳ではなく、依存してしまうものや対象はある程度決まっています。ですから、依存体質であれば完全に依存してしまう前に「あっ依存してしまいそうだな…。」と気付くタイミングが必ずあります。
そのタイミングですぐに身を引く事で、無理矢理でも依存の対象となる存在から遠のく事で避ける事ができます。
依存できるという事は素晴らしい事です
“依存”という言葉が使われているものには、アルコールであったり薬物であったりとネガティブなイメージを持つものに使われており、イメージとしてはあまり良い印象を受けませんよね。
しかし、中毒性の無いものに依存したとしても何も体に害がある訳ではありません。その依存の性質をきちんと理解する事でうまく付き合う事も可能なんです。
依存体質の人はその経験や生い立ちから情にあつい人が多く、あたたかい人間が多いんです。しかし、その性質を理解せずに突き進んでしまうと、夢中になり過ぎたり失った時に落ち込みすぎたりと問題が多いのも事実です。
依存体質のデメリットは明確なので、そのデメリットを解決さえすれば“情に厚い”、“情が深い”といった人として大切なものを持った人間と言えるのではないでしょうか。
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