友達の元カノと付き合うってアリ？男性の本音はこうだった！

意気投合した相手が知り合いの元カレだったらどうする？

世間は案外狭いもの。親しい友人同士や兄弟姉妹間では、好みの異性が似ている場合があるため、「好きになった人が友達の元カレだった」といった事態も珍しくないでしょう。『男の選び方大全』（クノタチホ）には、以下のような記述があります。

「『チホちゃん聞いて。こないだの婚活イベントでビックリするような男と出会ったの』
『アタシはちょっとやそっとじゃ驚かないよ』
『話したらお姉ちゃんの元カレだって判明したの。お姉ちゃんの恋愛癖……私そっくり』
『そりゃビックリだわ!!』

【共通の知人がいる男の秘密】
思いがけない身近な共通の知り合いがいるってわかった瞬間、パラパラパラっていろんなストーリーがよみがえることはない？走馬灯のように、ってやつ。アタシも女装している時に大阪のバーで声をかけてきた男が同郷だってことがわかって、なんと実姉の高校の同級生だったの。すっかり忘れていた懐かしい話をたくさんしているうちに、封印していた自分の思いがフワッと湧いてきて。

こういう出会いって、過去の自分と今の自分を照らし合わせて、大事なことを思い出すきっかけだったりする。そして、心の奥底に眠るホントの自分らしさを発見するという変化の兆しです。

【付き合うには】
過去の自分と今の自分を比べてみて得られる気づき。そこに大切なヒントが隠れています。自分の内側で感じていることに意識を向けてみてね。でも、過去を思い出していくうちに、何か重さを感じたり、窮屈に感じるのなら、深い関係にならない方がいいかも。

共通の知り合いがいると意気投合しやすかったり関係が深まる速度が速かったりするけど、出会いが教えてくれる過去に不快な感覚がある場合は、『過去の自分に感謝を告げてしっかりとお別れをしよう』という合図だったりするから。もちろん、心地いいと感じるなら、運命の変化に身を任せて正解です。」

共通の知人がいる人といい雰囲気になった場合、あれこれ考えてしまって、そのまま恋愛関係に突入していいものか悩むでしょう。しかし、一時の気の迷いではなく、本当にその人のことを好きなら、それは運命の出会いなのかもしれません。

「友達の元カレ」と付き合う場合の心得とは？

過去に友達と恋人関係にあった相手との恋愛は、周囲に祝福されない可能性があります。『気になる彼を引き寄せる恋愛心理テク』（中嶋真澄）には、以下のような記述があります。

「好きな人とは、ふたりきりになりたいもの。お互いに好意を抱いていれば、一対一の付き合いをしたいものです。デートの約束をしたい相手に、『友だちもつれてくるよ』とか、『キミの友だちも呼べば』なんていわれたらガッカリ。

しかし、最初から一対一の付き合いなら、彼と長く付き合っていきたいという気持ちになり、同棲したり結婚しようというようなことになった場合には、必ずあなたの友だちをはじめ周りの人に紹介しなければなりません。

それで、周りの人が彼のことを気に入ってくれれば問題はありません。みんなが『お似合いのカップルね』といってくれれば安心です。ところが、周りの人たちが『彼はやめといたほうがいいんじゃない』とか、『あなたには他にもっとふさわしい人がいそう』という場合。それが一人の意見ではなく、あなたをよく知る友だちや仲間の意見がだいたい一致しているような場合は考え直したほうがいいかも。あなたは彼と付き合い続けても、その先うまくいかなくなる可能性が高いといえます。

カップルの相性（長続きのする相性）は本人同士より、周りの人のほうがよくわかる場合が多いのです。それは二人の『育ち』からくる価値観の違いや相手の人間性について、何らかの違和感を周りの人が感じ取っているということですから。

また、一対一で付き合ってきた彼が、いつまでたってもあなたに彼の友人や知り合いを紹介してくれないというとき。あなたから、友だちに紹介してとか、職場にはどんな人がいるのと聞いても、あまり話したがらないというようなとき。そういう場合、彼はあなたの友だちやあなたの周りの人にも会いたがらないでしょう。これは気を付けたほうがいいですね。あなたに紹介できるような友だちや仲間が一人もいないという場合は、彼には社会性がないということかも。彼は社会にうまく適応していけない人なのかもしれない。」

このように、恋愛している当人同士より、周囲の方が冷静な目で二人を見ている可能性もあります。相手が「友達の元カレ」などの場合は、その人と友達が別れた経緯なども確認したほうがいいでしょう。

＜参考文献＞
『男の選び方大全』（クノタチホ）
『気になる彼を引き寄せる恋愛心理テク』（中嶋真澄）