結婚してくれない彼氏の心理とは？今すぐプロポーズさせる方法を伝授！

男性が選ぶ結婚相手は「幸せにできる女性」

結婚は恋愛と違い、好きという気持ちだけでできるものではありません。もちろん、お互いの感情が一番大切ですが、人生を共にする相手ともなると、結婚相手を選ぶ基準は男女で違ってくるようです。『恋愛で２度と失敗しないために知っておきたい男の本音37 男の本音シリーズ』（田端裕司）には、以下のような記述があります。

「Q　お付き合いして、1年くらいになる彼がいます。私は、30も超えたことだし、そろそろ結婚したいと思っていました。ところが、彼は『今は、結婚する気はないし、それどころか私の本音が分からない』と言われ凹んでいます。
今はそうかもしれませんが、そのうち結婚してくれると、私は思っていますでも、不安です。田端さんはどう思いますか？

A　あなたの本音が分からないが全てです。
男性は、愛してくる女より、自分が幸せにできる女を選びます。自分が相手のことを幸せにできていると思いたいんですね。そんな男性にとって、あなたの本音が分からないのは、ネガティブなイメージです。

何を考えているか分からない
　　　↓
あなたの硬度を読み間違うことがある
　　　↓
自分が幸せにできる確信を持つことができない

そうつながっていくからです。だから、もし他に彼が自分で幸せにできる確信が持てる女が現れたら、そちらになびくでしょう。

よく長く付き合った彼女と別れて、別の女性と突然、結婚するということがありますが、それはこういった理由からなのです。

さて、あなたが何をすべきかですが、遠慮せず本音を彼に伝えることです。彼の口から、そういった発言が出るということは、彼に遠慮がちなんでしょう。言いたいことも言わずに遠慮していたら、彼もあなたが分からず、結婚まではなかなか踏み込めません。

今のままで、もし振られることになったら、たぶん、もっと言いたいことを言っておけば良かったと後悔することになりかねません。うまくいかなくても、彼に本音で接したほうが楽だと思いませんか？

もちろん、どちらが良いとか悪いとかはありません。けれど、自分が楽になる生き方をお勧めします。」

結婚は一人でするものではありません。人生の伴侶は、本音を語ることができる相手でなくてはならないでしょう。男性と女性では結婚に対する考え方やタイミングも違ってくるかもしれませんが、同じ未来へと向かって歩むことができるように、普段から本音を言い合える関係性を築いておきたいものです。

「恋愛」と「結婚」では、選ぶ女性の基準が違う

彼氏がなかなか結婚に踏み切ろうとしない場合、もしかしたらあなたのことを「恋愛対象」としては問題ないと思っていても、「結婚相手」としては考えてくれていないのかもしれません。『面白いほどよくわかる！「男」がわかる心理学』（齊藤勇）には、以下のような記述があります。

「『若い頃はいろいろな男性がちやほやしてくれたのに、結婚したいと考え始めたら素敵な男性はどんどん先に結婚しちゃって、いい人からのアプローチがない。この落差はなに？』
そう嘆く女性もいることでしょう。男性の場合、女性以上に『恋愛』と『結婚』ではパートナー選びの基準が大きく異なるからなのです。

男性にとっての恋愛は『遊び』という位置づけに近いため、相手を選ぶときに外見的な魅力や開放的な雰囲気に惹かれがちです。セクシーで恋多き女性が魅力的に思えるのです。しかし、一生連れ添う結婚の相手となると選択基準は大きく変わります。貞淑でしっかりしていて、家庭をきちんと守ってくれそうな知性や性格をもつ女性が選ばれやすいのです。

女性の場合は、『恋愛』と『結婚』でのパートナー選びに男性ほどの違いはありません。恋愛といってもセックスをすれば妊娠する可能性があるのですから、男性にように無邪気に『遊び』と考えることはできないのです。優秀で、自分や子どもを守ってくれそうな相手と永続的につき合いたいというのが、恋愛、結婚を通しての女性の心理です。」

男性は極端に言えば、恋人にはセクシーで魅力的な人を選び、結婚相手には温かい家庭を築いてくれそうな女性を選ぶのかもしれません。もし、彼氏が結婚を渋っているようであれば、子ども好きであることをアピールしたり、家事が得意だとほのめかしたりするなど、家庭的な雰囲気を出すように心がけてみてはいかがでしょうか。

＜参考文献＞
『恋愛で２度と失敗しないために知っておきたい男の本音37 男の本音シリーズ』（田端裕司）
『面白いほどよくわかる！「男」がわかる心理学』（齊藤勇）