「浮気相手を本気にさせる」に関する専門家の意見やアドバイス
彼の気持ちを自分に向ける方法
あなたが「浮気相手」として遊ばれている立場だとしたら、「彼女と別れて、私と正式に付き合って」といきなり男性に迫っても、のらりくらりとかわされるか、面倒がられて別れに至るのがオチでしょう。では、どうすれば彼の気持ちを自分に向けることができるのでしょうか。『振り向いてくれない彼に1ミリも迫らないで恋に落とす本』(ぐっどうぃる博士)には、以下のような記述があります。
「彼があなたと会うたびに、非日常、非現実を味わわせることが大切なのです。ですから、『私はあなたのなんなの?』『思わせぶりなことをして振り回さないで!』といった彼を責める言葉は、現実を彼につきつけることになり、おすすめしません。
(中略)
現実や日常と離れた世界で、明るく、責めることなく、ふわふわと過ごす時間を提供することです。このように、相手に下心を感じさせず、相手をできるだけ正確にプロファイリングし、相手に価値観を合わせ、さらに彼に合った価値を与え、彼と過ごす時間は、非日常と非現実を味わわせるものにすることで、彼を惹きつけていきます。
好きにさせていくステップは、いきなり恋人を目指すと失敗します。これは多くの女性が失敗する理由の1つです。以前、仕事でお会いしたジュエリーブランドの社長さんが興味深いことを言っていました。彼は、顧客や従業員と関わるうちに、人の心の動かし方について学んでいったそうです。いわく、『人の心の動かし方は、洗面器に入った水を回転させるのと似ている』というのです。勢いよく回せば洗面器しか回らないで、中の水は止まったまま。でも、ゆっくりとゆっくりと回していくと、水も洗面器についてくる。そして徐々に速くしていくことで、人の心は動くというのです。全くその通りだと思います。人の心も、ゆっくりと焦らずに時間をかけて動かしていくことです。」
このように、たとえあなたが本命扱いされていなくても、相手が会いたがったり、体の関係を持とうとしたりするのであれば、まったく好意がないわけではないでしょう。少なくとも、あなたのことを嫌いだとは感じていないはずなので、徐々に彼の心を動かしていきましょう。
浮気相手から本命になれる可能性は?
大好きな人から都合よく扱われていることに気づいてしまったら、「わたしはだたのセフレ?本命にはなれないの?」と悲しくなってしまうことでしょう。『大好きな人が振り向いてくれる本:ムリめの彼・気のない彼・愛が冷めた彼』(ANNA)には、以下のような記述があります。
「世の中には、セフレから本命になった例など、いくらでもあります。都合のよいキープから結婚した例も、いくらでもあります。『セフレ』と固定されて変わらないものではなく、関係なんて、あなたが変わる、または彼の状況や気持ちが変わればいくらでもうつろい変化する、もろいものなのです。
『セフレでつらい』という女性のお話を聞くと、たいてい『好きだからつきあいたい』ということをきちんといっていないのですね。そしていったとしても、彼にはぐらかされると、結局彼とはなれたくなくて関係をつづけ、彼の思いどおりになってしまっています。
問題はそのときです。『被害者意識』をもちながら関係をつづけないでください。被害者意識はあなた自身から『どうせずっとセフレ』というセフレオーラを出してしまうのです。
もしもつづけるなら、『私がしたいからする!』と堂々としましょう。そう思えなければ関係をもつのをやめましょう。そのリンとした姿からは、本命オーラが出ているのです。」
このように、「浮気相手」や「セフレ」ではなく、本気で自分と付き合ってほしいのなら、彼にきちんと伝えたほうがいいでしょう。彼のことを好きなあまり、今の関係を壊したくないという気持ちもあるかもしれませんが、いつかはけじめを付けたほうがお互いのためになりそうです。
<参考文献>
『振り向いてくれない彼に1ミリも迫らないで恋に落とす本』(ぐっどうぃる博士)
『大好きな人が振り向いてくれる本:ムリめの彼・気のない彼・愛が冷めた彼』(ANNA)
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